経営者団体の例会講演「アンガーマネジメントとハラスメント」(愛知県) | こころ元気研究所 鎌田敏(びん)『元気が出る講演会・笑顔いっぱいの研修』講師ブログ  

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笑顔と元気をお届けすべく、全国各地で講演・研修活動。 行政、PTA、社会福祉協議会、企業、商工会議所、労働組合、経営者団体、青年会議所、医療機関、福祉介護施設、民生委員、安全大会など多方面で講師を担当。

経営者団体の例会講演「アンガーマネジメントとハラスメント」(愛知県)

 

夜、愛知県の経営者団体さんでゲストスピーカーとして2度目の登壇。

前回はメンタルヘルスがテーマでしたが、今回はアンガーマネジメントとハラスメントについて。

 

僕のメンタルヘルス研修などを受講された方は「怒りのコントロール」についての即効性のある手法を紹介しているので「もしかしてあの例の技?ww」という方もおられるかもしれませんが、今回はもう少し深く・・・

 

怒りには健全な怒りと不健全な怒りがあります。

 

ノーベル賞を受賞された方が「研究の原動力はアンガーだ」と語られていたように、健全な怒りにより偉業を成し遂げられる方も多い。健全な怒りとは義憤といってもいいかもしれませんね。

 

一方で、不健全な怒りは相手の人格否定や存在否定などにつながることがある。

 

人は結果が認められると嬉しい、結果が上手くいかなくてもそのプロセスを認めてもらえると嬉しい、そして何よりも自身の存在を認めてもらえると嬉しいものです。その大切な自身の存在を否定されたとするなら・・・その人の気持ちはどうでしょうか。ハラスメントと関わることがお分かりだと思います。

 

怒りと「叱る」は明確に違います。

 

怒りとは例えば相手への期待を裏切られたときに湧き上がる第2感情。この期待の部分をしっかりと伝えることが「叱る」ということ。相手の成長を願うのが叱るですね。相手の成長を願うのですから、これは「愛」ですよね(^_^)/

 

怒りは自分が発散している自分本位のコミュニケーション、叱るは相手の気づきや行動改善を促す相手本位のコミュニケーションということです。

 

アンガーをコントロールする手法も紹介しながら、あの人たちと働けることが幸せだと思える職場づくり、人間関係づくりこそ、ポジティブなハラスメント対策ですとお伝えしました。

 

あれはだめ、これはだめ(もちろん大切なアプローチですが)ばかりだと、萎縮してしまいますからね(^_-)-☆

 

ゲストスピーカーに与えられた時間は50分でしたのでもっと時間が欲しかったぁ~^_^;

 

 

スマホのカメラ機能の調子が悪い...娘の写メも撮れなーい(泣)

 

 

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