Dream come true
義両親の介護で、先の見えない夢も希望もないココロコの今の現状。
それでもなんとか、車庫を一掃して秘密基地covoを作ったり、たまに仲間を呼んでそこで夜会をしたり、夕飯の買い物に出た時にリサイクルショップにたちよりココロコの趣味のレトロな物や古っぽい物などの掘り出し物を探すなどをしてストレス解消をしていた。
ココロコには昔から夢があった。
何年か前にブログでも綴ったが、
くつろぎ癒し空間を作りカフェか雑貨屋を開き細々とやっていきたいという夢だ。
しかし、それは全くの夢物語で現実は中々思うようにはいかない。
ある日友達に、おしゃれな定食屋さんに連れてってもらった。
そこは、昔ながらの数棟立ち並ぶ平屋の貸家を改装したレトロ感を大いに楽しんで作られたお店だった。
ココロコは、その時なるほど!と思った。
こう言う貸家、よくあちこちにあるよなぁ。
うちの近所にもある。家賃はいくらなんだろう。多分そんなに高くないのでは?
そしてこの居心地の良さはなんだ?
その日以来その定食屋さんは、ココロコの心の中に深く居座っていた。
それからココロコは、ネットで近所の平屋の貸家を検索してみた。何軒かでできた。物は試しと、内見を申し込んでみた。
するとすぐに不動産屋から返信があり内見の日取りを決めた。
内見の前に外見とその近辺の偵察に行ってみた。中々良い環境だった。
話は一気に現実味をおびてきた。
外観を見て自分の持ち物をディスプレーしたところを想像した。うん!いい!いい感じ!
ココロコの頭の中には、くつろぎ空間covo2が出来上がっていた。
さて、仮に、ここを借りるとして、ここで何をするか。
とりあえずは、くつろぎ癒し空間を作る。
そして落ち着いたら自分のできる時にガレージセールを開催する。
ガレージセールというのは、アメリカの家庭でよくやっている、私物の不用品を自宅のガレージや庭で売るスタイルだ。
最近日本でもガレージセールが浸透してきているそうだ。
このスタイルをとれば、何の資格も登録も手続きも必要なく、お店めいたことができるわけだ。
と、ここまではすべてココロコの頭の中での妄想。
これを現実化するには、当然お金が必要。ココロコは、仕事も辞めちゃったし無収入。この計画を夫にプレゼンしてスポンサーになっていただかなくてはいけない。
夜な夜なプレゼンメールを書いては直し保存してまた読み返し直して保存。それを送信するタイミングは、内見を済ませてそこでいける!と思ってからだ。
さぁ、夢の実現なるか?
その日までココロコは密かにドキドキの日々を送った。
つづく
二ヶ月おきの大ミッション
リハビリ施設に入ってるばばは、通院の為二ヶ月おきに帰ってくる。
前回は、二泊三日だったが、今回は四泊五日と言うさらに大大ミッションとなる。
なぜ四泊五日と言う無謀なミッションをココロコ自ら計画してしまったかと言うと、
9月は息子とじじの誕生日月なので、合同誕生日パーティーをばばの帰宅中に行こなおうと思ったわけである。
ところがみんなの予定が合うのが日曜日までなかった。そんなわけで木曜日にばばが帰宅し、日曜日の夜にバースデーパーティーをし、月曜日に施設へ戻ると言う四泊五日の地獄となったわけである。
ばばは、昨今、腰の圧迫骨折の方に気を取られていてパーキンソンの方は影に隠れていたが、この5日間みっちり側にいて分かった。
パーキンソンの薬は結局、やっぱり全然足りていなかった。オフの動けない時間が1日のほぼ大半を占めていた。
最近は頭の方は、元に戻りしっかりして来ていて、認知症状や幻覚などはすっかり無くなっていたので、てっきり薬の調整が上手いこといったんだなと思っていた。
やはり、離れて暮らしているとわからないものだ。
オフの時間を減らすために薬を増やせば、体は動けても頭がおかしくなり、頭がしっかりすれば、体が動けなくなる。
頭も正常、体も動けると言うのは、もう無理なようだ。
しかし今回の一時帰宅は、そのことも分かり、もう家で暮らすことは無理だということがばば本人も、その様子を見ていたじじもよくわかったようなので、意味のある地獄となり、ココロコの苦労も報われることになると思う。
つまり、ばばの今後は施設暮らし決定と言うことで、本人も納得し、むしろそれを望んでいる。
ココロコの負担はひとつ片づき心のモヤモヤも少し晴れた。
とは言っても、あのじじの面倒はまだまだ続くだろうし、ふたり通院は相変わらずあり、ばばの洗濯物を洗って届け無くてはいけないしなんやかんやとじじばばの用事は尽きない。
ココロコに自由は、まだまだ当分やって来ないであろう。

