自分を生きたいと思ったから。

自分を生きたいと思ったから。

どんな自分でもいい。前向きに、生きるために。

いつだってはじまりは
#192f60の夜だ

頭が真っ白になって固まって
何も出来なくなる
そんな夜にわたしは
もがいて足掻いて抗って

それでもどうにもならないから
ただ、ひたすら寝るだけ


寝て時間が過ぎるのを
ただ、待つだけ







何も無い
わたしには何も無い
そう感じてしまう

この夜に何をどうやって
どんな風に乗り切るか
最初は考えたけれど
どうにもならないから
薬と時間がなんとかしてくれるのを
待つだけでしかない





ただ何も無いわたしは今日も、ただ世界の隅っこで生きるだけ。それだけしか出来ないから、それだけをする。
やっとそれでも大丈夫になってきたから、良かったと思いながら、感情を眺めている。

ああ、今日もやっと終わる。

最近は少し前向きさが出てきたように感じる。
お陰様で、少し出歩けるようになった。
物欲まで出てきてしまったのは、困りものだけれど、なんとか落ち着かせている。

老後の準備。
周りからは早いよ、なんて言われたこともあったけれど、最近話した人からは準備するのはいいことと言われた。

老後の準備。
わたしはうまく世の中を生きられないから、今からはじめる。
用意周到。
準備しておいて悪いことはない。
調整していけばいいのだから。









いつもはじまりは#192f60の夜。

今日は半日夜だった。
気圧の流れには勝てない。
気温の流れには勝てない。
自然の流れには勝てない。
寝てやり過ごすだけ。

頭が真っ白になって、何も出来ない夜に、わたしはただ、寝てやり過ごすだけ。
それだけしかできない。

目標も夢も見れない。
楽しみなことはあれど、難しいのも分かってる。

だから、今から準備するんだ。
調整しておくんだ。
ひとりになったときに大丈夫のように。