3月29日午後0時0分
父が息を引き取った。
看護士さんから連絡をもらい、母と駆けつけたときには脈拍が60まで落ちていた。
これまでずっとハアハアとしていた呼吸はすでに静かになっていて、母と二人で大きな声をかけ続け、体を揺さぶったけれど数字はみるみる下がりついには0になった。
それでも、二人で声をかけ続けたけれど、看護士さんは、そばで冷静に見守るだけだった。
もう長くはない言われていたので、現実を受け入れるのに長い時間はかからなかったけれど、大切な家族を失った心には大きな穴があいた。
84歳、最後まで現役で仕事をしてきた父、好きなことを好きなようにしてきた父。
周りの人に情が厚く、面倒見がよい、誰からも頼られる存在だった。
葬儀には数え切れないほどの花が並び、全国からたくさんの方々が弔問に来てくれた。
改めて父の偉大さを感じた。
商売と遊びばかりで、世の中で言う父親らしいことをしてもらった記憶は少ないが、今思い返すと、ずいぶんと愛されていたと思う。
最後まで守ってくれた父だった。
「昨日までの人生経験をもって今日一日を生きる
そして今日1日また人生経験を積む
その人生経験を持ってまた明日一日を生きる
そうやって、人生経験を一日一日増やしながら、
今日というたった24時間に立ち向かっている」
(斉藤一人)
良い事も悪いことも、楽しいことも、悲しいことも、苦しいことも、嬉しいことも、すべて人生経験の積み重ね。
すべての事に感謝。
これまでありがとうございました。
