久々やね!ちゃんと書けるやろか!
サヤとか出て来るよ!
あ、漢字表記になりますが千佳←これがチカ。鞘←これがサヤです!
レッツゴ!
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千佳と柊李が出会ったのはお互いが中2の時。
柊李が転校してきたときのことだった。
先生「皆さんおはようございまぁ~す…。ふわぁ…眠たい…。」
鞘「あれー?凛ちゃん寝不足?それとも彼氏に振られた?」
先生「もー、何言ってるの!…まだ彼氏君とはラブラブです♡単にあんまり寝られなかっただけ~。」
凛ちゃんは先生のこと。
鞘はなぜか担任と仲がいい、でも鞘はこの頃からもう不良であった。←
千佳「彼氏とかいいなぁ~!」
先生「千佳ちゃんならすぐ出来るよ~、明るいしかわいいしね♪」
男子「せんせー、井上(鞘)は彼氏できそうー?」
鞘「うっさいわねしばき回すわよ。」
先生「こらこらwwまぁ人によると思うなぁ~!」
ちょっとの間、恋バナで盛り上がってた千佳と鞘のクラス。
ついでに今の時間は朝読、本を読まなくてはいけないのだが…。
キーンコーンカーンコーン
朝読の時間終了。
ずっと喋っていた。
先生「…あ!千佳ちゃん号令っ!」
千佳「は、はい!きりーつ!!」
ガタガタと椅子から立つクラスメート。
鞘だけはめんどくさいから立たない。
千佳はリーダーシップがあるため委員長をしていた。
千佳「礼ー!」
「「おはようございまーす。」」
ガタガタと座る。
先生「はい、2回目のおはよ~。今日の連絡は特にありません!あ、でも昨日行ったように今日は転校生紹介するね~。」
男子「「おおっ!!」」
千佳「あ、忘れてた。」
鞘「あたしも。」
先生「んじゃ、紹介するわn((」
先生のセリフを邪魔して、コンコンとドアをノックをする音が聞こえた。
ガラガラッと開けると隣のクラスの女子だった。
「先生!屋上に転校生がいます!」
先生「えぇっ!?屋上!?」
千佳「なんで!?」
鞘「あら屋上には転校生だけ?」
「ううん、深月先輩もいる!」
鞘「聖夜!?」
先生「なんで高校生が…。」
すると辺りがざわつき始めた。
「えっ、深月先輩だって!」
「あのイケメン剣道部の!!」
「うわまじか!」
千佳のお兄ちゃんですセイヤよー。
昔ではめっちゃ人気だったんですおー。
ちなみに千佳の学校は高校とくっついてたのです。
先生「千佳ちゃん鞘ちゃん見て来てくれるかな!?」
千佳「はーい!鞘行こ!」
鞘「おっけ。」
ドタドタッと廊下に出て走って屋上へ向かう。
確か屋上に繋がる階段の前には通るなという意味で机がいっぱい積まれていたと思うのだが…。
千佳「ぎゃっ!何この量の机!」
鞘「あー….、一つ一つ下ろしていくしかないのかしら…。」
千佳「どうしよう…。」
5分くらい悩む。
千佳「あっ、でも手すりのとこちょっと隙間空いてるよ!あそこ通ろう!」
鞘「いいわね。って……、狭!!」
そんなこと問題無用で頑張って通り階段を駆け上がる。
鞘「しんどいわよ!」
千佳「ほらほら~、行くよ!」
そしてドアを開け屋上へ飛び出た。
ガチャッ!!
やはり屋上なだけに、強い風が千佳達を吹き抜ける。
鞘「うわー、風強いからの屋上初めて来たかも。」
千佳「そうなんだ?あたし2回目だよ。」
鞘「いいなぁ。とりあえず聖夜と転校生はどこかしら。」
千佳「割と屋上もいろいろ建っててみづらいね、探そっか。」
鞘「そうね。こんなに建ってたかしら…、見えなかっただけ?」
千佳「まぁそうだろうねww」
ヒョコヒョコとその辺りを歩くと、見慣れた姿があった。
千佳「あっ、兄ちゃんー!」
聖夜「シーッ。静かにしろ、千佳。」
千佳「う?ごめん?」
聖夜の隣には珍しい銀髪の姿があった。
ちょっと震えて居るのは気のせいだろうか?
聖夜「確かこいつ、お前のクラスの転校生だよな。」
千佳「多分…。」
「………。」
やはり震えている。
鞘「ん~、顔が見えない…。」
堂々と転校生の顔を覗き込む鞘。
ビクビクされながらも、あることに気がついた。
鞘「……紅目?」
その言葉を聞くと転校生はすこし反応したような気がした。
まぁ話はまた後ほど聞くとしよう……。
-続く-
