過去の、センター収容以外のレスキューについての話になり、
改めて昔を思い返しました
多頭崩壊現場だったり、
飼い主さんが死亡して、家に複数の猫が残された現場だったり、
犬が家に置き去りにされた現場だったり、
色々な所がありましたが、
たぶん、どこの飼い主も
最初の１匹を飼い始めた時点では、
そんなに大きくおかしな所もなく、
犬猫を普通に可愛がってる、
ごく普通の家庭だったのかなと思います
しかし、
離婚だったり、
家族の誰かが亡くなったり、
仕事がうまくいかなくなったり、
誰かが病気になってしまったり、
精神のバランスが崩れてしまったり、
それまでと生活が変わった事で、
犬猫にかけるお金が無くなってしまったり、
世話する時間や気力が無くなってしまったり、
寂しくなって増やしてしまったり
家を出なくてはならなくなったりして、
悲惨な状況になってしまうのかなと思います
どこの現場も、床には物が散乱していて、
さらにその上には動物の糞尿がまみれ、
壁には穴が開き、
嘔吐しそうになるほどの酷い悪臭…
でも、壁には家族みんなで笑いながら
楽しそうに写ってる写真が飾ってあったり、
子供が貰ってきたのであろう賞状が飾ってあったりして、
『この酷い惨状の家にも、過去には幸せな時間があったんだ』
と思わせる物がありました
だから、
「絶対に自分の所はこんな風になるわけが無い！」
と最初のうちは思っていたのですが、
途中からは
「自分の所も、どこの家庭も、こうなる可能性はゼロではないんだ」
と思うようになりました
昨年から続くコロナで、
日本中が不安定になっていますし、
改めて、何があっても自分の犬猫だけは
路頭に迷わす事の無いよう終生飼育しよう
と思いました
このブログでも何回か書いていますが、
犬猫を飼った人が責任を持って、
自分ちの子だけでも不妊去勢をし、
脱走対策をして、
万が一の為のチップ装着、迷子札装着をし、
適正飼育、終生飼育をすれば、
センターに収容される子も減っていくはずなのです
収容頭数が減れば、
スムーズにレスキューもでき、
結果的に殺処分も無くなります
自分の愛犬愛猫をきちんと飼う事が
殺処分ゼロにも必ず繋がります
大変な世の中になりましたが、
コロナにも負けずにがんばりましょー
家族募集中
センター収容中の子達
ボラ宅＆シェルターで家族募集中の子達↓
(写真の子達以外にも沢山いまーす！)
