3月7日にゴミ屋敷の猫の保護作業に
現場に入ったボランティア I さんから、
昨日の様子がメールで送られて来たので、
こちらに記載させて頂きます。
記事内に猫の遺体画像が載ってます。
遺体は新しく、腐敗もありませんが、
苦手な方はご注意下さい。
現場でのお写真です。
キジオス
三毛メス
茶とらAメス
茶とらBメス(胸白)
**************
以下、捕獲に携わってくれたIさんのメールより
**************
室内の惨状は衝撃的でした。
なんだかわからないものが床に堆積して、
身長155センチしかないのに
天井に頭がつきそうです。
排泄物はアチコチに落ちていて、
臭気がひどく、まともに息ができません。
マスクをしてなるべく細く息をしようと努めるのですが、
吐き気がしてオエッとなってしまいました。
保護作業当日は寒い日で、
暖かい日に比べれば臭いは少なかったはず。
春以降の季節では
とんでもない臭いと湿気になることでしょう。
猫たちはここに何年も閉じ込められていました。
ゾッとして、罪も亡い猫たちが
何でこんなことになっているのか
やりきれない気持ちです。
室内に侵入すると、
猫たちは天井の穴からこちらをうかがっていました。
天井と言っても簡単に手が届くので
人差し指を差し出してみると、
臭いをかぎに鼻を近づけます。
触ることはできませんでしたが、
すぐそばまで近づけます。
確実に保護するために捕獲機を使いましたが、
生粋の野良の子たちと違い、
比較的すぐに捕まってくれました。
今までに確認できていた4匹は保護できても、
取りこぼしがあってはいけません。
警戒心の強い猫、
動けない猫がいるかもしれないので、
人間が入れる場所のみですが、
室内を細かく見てまわりました。
↑ 残念なことに遺体が1体ありました。
回収後、遺体を獣医師の先生にもみてもらいましたが、
死後1週間程度、
血を吐いたあとがあったので
なにか病気があったのかもしれません。
亡くなった猫を助けるためには、2週間早く、
治療を施して一時的にでも健康をとりもどしてもらうためには
1カ月以上早く救出できれいればと悔やまれます。
今回、餌をあげに通ってくれたMさんの機転により、
問題が表面化して救出、保護作業ができました。
ですが、こちらの現場は異臭などで、
少なくとも7年前には近隣では問題視されていたはずです。
もっと早くご近所の方や、
行政が問題と認識して取り組んでいれば
もっと早く対応できたはずです。
↓キジオス(病院にて撮影)
似たような現場は他にも多数あると思います。
誰かがやってくれるというのを期待して
放置することがないよう、
誰かではなく自分が声を上げなけれ
ば解決しないのだなと
今回の案件で実感しました。
↓三毛メス(病院にて撮影)
この案件は普通の方、
たまたまこの現場のことを知ってしまったMさんが
声をあげてくれました。
ちなみにチームココニャンや
協力ボランティアの方も
一般的な市民ボランティアで、
特に動物レスキュー等で
特別な教育を受けているわけではありません。
↓茶とらAメス(病院にて撮影)
現場でには、取りこぼしがないように
引き続きMさんが餌やりを含む観察に通ってくれます。
人間が入れなかったスペースの確認のため、
手段を講じることができるか検討していきます。
茶とらBメス胸白(病院にて撮影)
幸いな事に病院で健康診断を受けたら、
白血病エイズ、共に陰性。
キジオスは未去勢。
メス3匹は避妊しているか不明。
捕獲器内で暴れて顔にすり傷はあるが、
健康状態は良好という診断でした♪♪♪
アメショ柄、とらちゃん。性別不明
3月8日(日)に荼毘にふしました。
生前は立派な猫だったんではと思います。
2階にあがったすぐの所に、
香箱を組んだような形で亡くなっていました。
救出が間に合わなかった事が悔やまれます。
以上、昨日の報告になります。
また今後進展がありましたら、
ブログにてご報告させて頂きます。
皆様のご協力のおかげで、
レスキューが進んでいます。
ありがとうございます!!
あと、捕獲作業に入って下さったボランティアさん達。
あんなに危ない家なのに、
「2階にも上ってみちゃった、てへっ」
って連絡が来た時には、
ビックリしました(@@)
とにかく無事で良かったです。
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