命について、迷子に関して | ココニャン一家の縁結び~収容犬猫の命をつなげ

ココニャン一家の縁結び~収容犬猫の命をつなげ

飼い主の居ない動物達の家族を探すブログです


他のブログで拡散してくださっていたので

ご存知の方もいるかと思いますが、

13日、日曜日朝に60匹多頭飼育崩壊現場から

新しい飼い主さん宅に移動したばかりの

フータが迷子になりました。




場所は長野市。




フータは前日に飼い主さん宅に移動したばかり。

譲渡の時には、迷子にしないよう、

逃がさないように、

かなり色々な話を仲間のボランティアの、

ガイル母ちゃんから話をしてもらっていました

(フータは2週間前に、現場からガイル母ちゃんちに移動済み)




そして私からも、逃がさないように、

夜に改めて話をしました。




それなのに翌日の朝には迷子です(T_T)





しかも、しばらくは首輪、

そしてリードも室内でも外さないで。

窓を絶対に開けっ放しにしないで。



とお願いしてあったのに、

首輪も外してあり、

掃き出し窓を開けっ放しにしていたら

逃げた。



とのことでした…





逃がしたと聞いて、

しかも、上記の状況を聞いて、

「嘘でしょ?冗談でしょ?」

と思いました。




何も約束が守られてない…





犬を捕まえる為の捕獲箱が、

長野市で、すぐに借りれる手配が付かなかった為、

こちらから捕獲箱を

長野市まで持って行くことになりました




ガイル母ちゃんが長野市まで

同乗してくれることになり感謝で一杯(T_T)





出発してからしばらくすると

飼い主さんから

「フータが戻ってきた」

と連絡がありました。





もしかしたら自力で帰ってくるかもと思って、

里親さんが、玄関ドアを開けていてくれたら、

知らないうちに戻ってきたそうです





里親さん、悲しいことがあると

掃除をするそうで、

自宅で掃除をしていたら、

フータが戻っていたことに気がついたそうです





フータ、戻ってきてくれて、

本当に本当にありがとう!

ミラクルフータだよ!

本当にありがとう(T^T)





里親さんも玄関ドア開けっ放しにしていてくれて

ありがたかった。




だけど、チラシ作成をして、

近所にチラシを貼ったり、

フータを探していて欲しかったよ。





里親さんにはチラシ貼りをお願いしてあったのに…

悲しくなると掃除って…



フータの命がかかっているのに…





フータだってつらかっただろうし、

心細かったと思うし、悲しかったよね。

ごめんね。。。




約束ごとが余りにも守ってもらえなかった為、

フータは返還して貰うことになりました。
 




無事に手元に戻ってきてくれたフータ。




実は、譲渡した子達の中で、

ここ数週間で猫1匹、

犬が5匹迷子になっています。





迷子の話を聞くたびに、

本当に呼吸が止まりそうになる。

しかも、こんな立て続けに…(T_T)



猫は翌日捕まり、

犬は4匹が捕まりました。





残りの犬1匹は…

60匹多頭飼育崩壊現場から

新しい飼い主さん宅に移動したばかりの

22番ちゃん。




みんなで1週間チラシ貼りや

ポスティングをやりましたが、

迷子から1週間後、

事故で亡くなった状態での発見になりました。





犬に対して、ただただ

申し訳ないという気持ちでいっぱいです。






ボランティアたちは、

色々な犬を見てますから、

犬を知ってます。だから、

譲渡の時には『逃がさないように』という話をします。




犬にしてみたら、いきなり知らない場所、

知らない人に囲まれての生活です。




人間に置き換えたら、

全く言葉の通じない外国で、

いきなりひとりぼっちで置き去りにされた位、

どうしたらよいか分からない

衝撃的なことです。





だから、そばにいる人(飼い主さん)が

犬の手を離さないで(迷子にしないで)欲しい。




私たちは、里親さんは理解してくれただろう、

約束ごとを守ってくれるだろうと

里親さんを信じて、『命を託す』んです。




それなのに、約束ごとを守って貰えず、

その結果、死んでしまうなんて…

犬に対して、どうやって償ったら良いのか

本当に分からなくて、




私が譲渡を決めなければ、

22番ちゃんはまだ生きていただろうな。

本当に申し訳ない

でも謝っても、もう帰ってくる事はないんだ

って思いがグルグルと、

ずっと頭を回っています。





私も逃がしてしまったことはあるし、

誰も、逃がしたくて逃がしてる人は居ないから

逃がしてしまった事は仕方ない。




でも、譲渡時の約束ごとを守ってくれていたら

逃がさないで済んだような事ばかりだし、




逃がした後に、犬の事を心配して、

ちゃんと捕まえようと思ってくれてるのかな?

と疑問に思える方が過去にも多くて、






逃がしたことは仕方ないにしても、

捕まえるよう努力して欲しい。





22番ちゃんが迷子になったときも、

こちらから、すぐに捕獲箱を持って行き、

飼い主さんに設置をお願いしたら、

近所の猫が入るかもしれないとの事で、

迷子初日に設置して貰うことが出来なかった。






迷子から数日後に自宅近くでの目撃情報もあったので、

もしかしたら初日に捕獲箱を設置したら、

死なずに保護できたのではないか。

なぜ、もっと強く説得して、

設置まで出来なかったのかと悔いが残ります。





そして、犬は譲渡先を自分で選べないんだから…

と、譲渡先を選んだ自分に対して、

なんてことをしてしまったんだ…と、

責めることしかできません。




でも、亡くなった命には、

もうどんなことをしても、

二度と会うことは出来ません






生き物って、いま生きてるからって、

明日も必ず生きてるなんて保証はなくて、





このまま生きていけるのか、

死んでしまうのか、

紙一重なんだな…と思えるような

出来事ばかりが最近特に多く起こります。




だから、せめて自分が関わった命は、

ちゃんと大事にしなくちゃと思うし、



そう思える人じゃないと

飼って欲しくないと思う。




それが出来ないなら、

最初から生き物には手を出さないで欲しい

生き物に関わらないで欲しい。




最後に。

こちらのブログ経由で、

犬や猫を迎えることを検討されている方。




これは『命の譲渡』です。

逃がしてしまったら、

その子は途端に命の危機にさらされます

それをご理解頂ける方のみご応募お願いいたします





こちらとの約束を守って

迷子にしないよう対策をして下さる方、

もしも迷子になったときには、

ちゃんと探して下さる方のみ、

ご応募お願いいたします

フータの事に関して、

ガイル母ちゃんのブログもご覧ください

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