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視覚情報れぽ

7.プライミング効果とは物体の絵に続いて、同じ物体で輪郭などを簡略した絵や、回転させた絵を見せると

反応時間は短くなる効果のこと。つまり輪郭や回転を変化をさせても同じ物体と認識できることを表している。

右図のグラフから、物体を同じ角度回転させたとき、新しい部品が見えてくると、反応時間が増加する。

一方回転させても同じ部品しか見えないときは反応時間もかわっていない。

これは皮質が2次元像に依存せず、部品の組み合わせによって物体を表現している可能性を示している。

またそれは加算的原産的な組み合わせを行っているかもしれない。

8.Tarrの実験は基本的視方位、反応時間が最短となる配置があるという仮説をもとにした実験である。



9.人の顔の角度をかえたとき反応する皮質の箇所を方位ごとに色づけしてプロットした軌跡が、

重ね合わせると同じ箇所にずれて集まる。つまり皮質の細胞は視方位に加え人の顔に選択的で

顔に対するコラム構造を持つことが示唆される。

10.(1)Ponsnerの実験は注意に関する実験である。

図に始め左右どっちかを向いた矢印をだして注意を片側にむけたあと、矢印方向にターゲットを表示するときをValid(正当)、矢印方向と反対側にターゲットを表示するときをInvalid,両矢印を提示するときをNeutral(中立)として、被験者はPCのマウスでターゲットが出た側をあて、それまでの時間を測定する。

(2)Constraは注意を向けられない視野(損傷した脳と反対サイド)、Ipsilesionalは注意を向けてしまう視野(損傷した脳サイド)を意味する。InvalidでおきたRT差は右側に注意を向けさせてから左側にターゲットを出したときのRT差である。右側に注意を一度むけてしまうとそこからはなすのが難しいので時間がかかったことが読み取れる。

(3)よってこの図で行われた被験者は右側の脳に損傷をうけた人、左に注意がむかず右に注意がよってしまう被験者を対象にした実験と推測される。

視覚情報れぽ2

3(1)感度特性

任意のconeが担当する、反応する波長領域が決まっていること。

また広義にはある刺激に対して反応する領域をもつこと。


4.

(1)RandomdotStereogramとは、白と黒のランダムに配置されたドットの集合を用いて、

画像が浮かび上がったり沈んで見えたりする仕掛け絵のこと。

人が両眼視差という、物体までの距離に依存して左右の眼像のずれが生じるという性質

をもつことを利用している。左目にしか、右目にしか見えない像、つまり両方の眼像が重ならない距離を

作り出すことで、図形が浮かび上がって見えてくる。重なりを生み出すと逆に沈んで見える。

(2)(1)で述べたように両眼でものを見るとき、左右の像にずれが生じる、そして実際にそのずれを

自覚できないのは、そのずれに対応する仕組みを脳がもっているからと推測できる。

このことを検討するのが対応問題である。

つまり検討しなければならないのは形状知覚と両眼視のずれの知覚、の処理の順番である。


5.日本の古典的な、特に江戸時代に描かれた絵における3次元構造の特異な表現の

特徴として思いつくのは、見たまま・感じたままに3次元構造が描かれていることである。

見たままというのはリアルに描くことと異なる。

オーバー表現された絵は、周囲の配置やパースをゆがめたり

サイズを変えられているが、これは計算されたものというよりは描き手が印象に残った物体や遠近感覚、

輪郭を思うままに描いた結果と考えられる。絵の方法論にしがらみをもたない描き手の絵ならではの

絵と思える。

代表的な例に葛飾北斎の富士山の絵で、富士山が高く遠い場所にある印象を与えるのは、

消失点が下に多く作られ、富士山の高さがより演出されているからである。

6.・光源は上からくること、上からの光が日常的であるから、上が明るく下が暗いものは出っ張って見える。

・光源は1つしかないこと。

・見慣れた物体に依存すること。たとえば人の鼻は必ずでっぱっている、というこびりついた観念から

くぼんだ鼻をもつ仮面の画像をみてもその事実に気づきづらい。

視覚情報れぽ

1.V4は①中間色に対する鋭い選択性をもち②その選択性と人の見えが一致していて、

③これらがカラーコラムに則している。


人の目の構造に注目すると、色に反応する3つの錐体は、それぞれが担当する波長領域をもっている。

しかし各領域で、他の錐体と重なっている領域では、波長が弁別が難しいと推測された。(特に青色~紫や鮮やかな緑色のあたり)


しかしV4の働きによって波長に対するV4の細胞のレスポンスの測定をすると、AやGのように弁別が困難と

思われた領域に反応する細胞があるようだ。③

波長を提示して何色か答えてもらう心理実験を行っても、人は弁別が難しいと思われる青色の領域に「青色」であると答えられている。

2.(A)加法混色は、光の主成分であるRed,Green,Blueを足し合わせて色を表し、全て加えると白に近づく。

一方減法混色は、絵の具の代表的な4つの色C,M,Y,Kを基礎に足し合わせて色を表し、全て加えると黒に近づく。

(B)任意の色には似ている色もあればまったく違った色もある。有名な丸い色グラフを見ると円の中心と反対側に位置する色を互いに反対色といい、その2つが同時に見える色が存在しないことを反対色過程という。

たとえば赤っぽく、かつ緑っぽい色や青っぽく、かつ黄色っぽい色はない。


この性質を利用した空間同時対比という現象がある。任意の色とその反対色を並べると、他の色と並べたときより色鮮やかに見える現象である。たとえば黄色は橙色と並べたときより、紫色と並べたときのほうが色が栄える。

(C)等色と3色系

等色は色の測定法で、一般に任意のテスト光(左)に右を変化させて同じ色になるところの値を図る。

この測定法で、混色するときに使われる光は、独立であること・負の混色を許すことの2条件を満たした任意の光であれば等色できる。

色の表現に分光特性は不要であり、等色に用いる色は3色で十分とわかっている。そのなかで有名なのがRGBというわけである。コピートナー用の4色のうち1色は明るさ調節用である。