このコードが出てきたら、どんなスケールで弾くの?の、最後は、ドミナント編です。
ドミナント・コードのスケールは、大きく5つのタイプに分類されるようでした。
①ミクソリディアン(ナチュラル9、ナチュラル13)
(ナチュラル9、♭13)
(♭9、ナチュラル13)
(♭9、♭13) ・・・別名 Hmp5↓(ハーモニック・マイナー・パーフェクト5th・ビロウ)
(♭9、♯9、♭13)・・・別名 Hmp5↓#9th
②リディアン♭7
③コンディミ
④オルタード
⑤ホールトーン ・・・全音間隔の6音で構成されたスケール。+5thの音が入っている時に使う。
例:Take The A Trainの3小節目のⅡ7
です。納浩一氏の分類(8種類)とは少し違うのですが、
TH先生資料と、いろいろを整理して、今回このようになると思いました。
どのスケールを選ぶかは、メロディに入っている音、そのコードの前後の進行、個人の好みで、スケールを決めるとのこと。
まず①、ミクソリディアンは、いろいろなパターンがありますね💦
これが、そもそもよくわからなくなっている元で、
♭9と♭13がついたりつかなかったり、、未だはっきりとは解明されていないテーマのひとつなのですが。。
では、実際の曲のコード側から見てみると、
⑴ ダイアトニック・ドミナント7th ミクソリディアン
ダブル・ドミナントⅤ7/Ⅴ7 ミクソリディアン
⑵ セカンダリー・ドミナント7th ミクソリディアン
*解決する先のコードがメジャーの場合は、ナチュラルの9&13、解決する先のコードがマイナーの場合は♭9&♭13。
但し、Ⅱm7に解決する場合は♭13のみ。(これ、なぜかは未だ謎、、)
⑶ サブⅤ7 ドミナント代理 リディアン♭7
⑷ S.F.D. (スペシャル・ファンクション・ドミナント)
*ブルースの場合はブルーススケール(Ⅰ7・・ミクソリディアン、Ⅳ7・・リディアン♭7)
*その他は、リディアン♭7
、、と、基本はこうなっているようですが、
オルタードスケールや、コンディミも、場合によって選択可能。
どういう場合か?
これは実際やって確かめてみるしかないようですね
、、と以上、ステイホームのチャレンジとして、始めました「ジャズ理論の疑問」シリーズは、
今日でひとまず最後にいたします。
めずらし〜く20日も毎日ブログを書き、このところ閲覧数もアップし嬉しかったです。
拙いひとりよがりな説明に、おつきあいいただきまして、ありがとうございましたm(_ _)m
苦手なジャズ理論も、だんだんわかっていくことが楽しい、、それを実感しています!
それにしても、思ったのは、
JAZZ界の池上さん!みたいな人が、わかりやす〜くYouTubeで、
解説してくれないかな?ということ。
やはり、 ジャズ理論はな〜んか、、難、解、です