Schwester という手作りの国産グランドピアノを見に行きました。

 

友人がご両親がいらっしゃらなくなったご実家を売ることになり、

引き取り手を探している。

友人は音大受験も考えていたほど、中学までピアノを一生懸命弾いていたそうで、

今でも弾きたいけれど、お住まいのマンションには入らないので、

要る人がいたらぜひ譲りたい、というのです。

 

業者に引き取ってもらうと、価格はつかず、

今はだいたいベトナムの方へ行ってしまうらしい。

 

彼女が結婚してからは、お父様が弾かれていたそうで、

調律も2年前まできちんとなさっていました。

今は施設に入居なさっているも、「ピアノが弾きたいな、、」とおっしゃるので、

施設にも尋ねたところ、スペース的に難しい、とのお話。

 

それで、思いついたのが、空き家になっているわたしの叔母の家に置いておき、

必要な方がいらしたら、お譲りする、ということ。

 

それで、調律師のSさんに、同行して観ていただいたところ、

大手メーカーに敵わない面はあるものの、

弦のサビをとったり、フェルトを掃除したり、調整、手入れをすれば、まだまだ大丈夫、とのこと。

しかも音色が柔らかく、これならまだまだ現役で活用してあげたい、と思うもので、

わたしも叔母の家の管理をする時の楽しみにもなるので、引き取ることにしました。

鍵盤が少し割れてしまっているので、それを修理していただきます。

こちらのピアノ、マニアがいらして、修理しながら、お孫さんにも弾かせる、という方がいらっしゃるそう。

見た感じも、風格と味わいがあります。

 

5月末に移送となるので、Pianoががっかりしないよう、

それまでに叔母の家の片付け、掃除をしっかりしなくてはウインク