月曜日のテレビ東京の番組「ナゼそこに?日本人」にスウェーデン在住の高校の同級生が出るというので、録画をとって観た。
FBよ、ありがとう〜
一貫校付属校である誘惑にも負けず、高校でも猛勉強をして医学部に進学した彼女は、やはりすごかった。
30歳を過ぎて、スウェーデンのカロリンスカ大学病院に留学。ノーベル医学生理学賞を授与する名門である。
スウェーデンで、膀胱がん、前立腺がんを専門とする外科医となるが、その手術方法が目を見張るもの。ダヴィンチというロボットを使っての遠隔操作なのだが、両手両足を使っての操り方が神技で、100件を上回る年間の手術、成功率は100%だという。
お父様が患ったがんの患者さんを救いたい、患者さんの心に寄り添いたい、という初心は変わらず、患者さん、同僚の医師からも尊敬されている。
これだけでもすごいのだが、彼女の私生活も、驚くべきものだ。スウェーデン人の結婚相手が脊髄の損傷で車椅子生活であったのだが、どうしても彼の子供を産んでみたいということで、42歳から不妊治療を始める。何度か流産もし、死にそうになることもあった辛い5年間を経て、47歳で双子の男女を出産
今4歳半である手のかかる真っ最中の子供たちを、旦那様と、奮闘しながら育てている。
頭のよさ、手際のよさ、元気のよさもびっくりなのだが、何より驚くのは、その心持ち。ほんとに目まぐるしい一日、毎日でも、大変さを超越して、颯爽とこなしているその様。子供、夫への感謝、幸せ感が伝わって来る。FBでもそうだ。
年下のご主人はハンデを抱えるも、精神的にとても大人でいつも支えてくれるという。初めて彼の家に行った時に、家がとてもきれいで整理整頓されていて、しかもセンスがよくて、なんでも一人で出来る人なんだな、と思ったというエピソードが印象的。料理も上手。苦労して、がん研究の第一人者として働いている。
「子供たちが成人するまでは生きたい」って、毎日を必死で生きている人の言葉だった。
ほんとに素敵な彼女もうほんとに神に見えた。
あまりの素晴らしさに、力が抜けてしまったが、
背筋を伸ばしてがんばるぞ〜