昨日は代々木のブレス&ヴォイストレーニングへ。

先生は二人、オペラの先生と、ミュージカルの先生に

30分ずつみていただいているが、

お二人の考え方が、所々で違うので、なかなか面白いのです。

 

今のわたしの課題は、地声の高音のところの声の出し方。

鬼門の音域を、喉声でなく、しかも、上からも下からもうまくつなげて、

いかに丸い声にいかにしていけるのか、研究している。

 

オペラの先生は、無理して地声を出さなくても、

ミックスでいいのでは?とおっしゃる。

オペラ的には、女性は地声よりミックスやヘッドヴォイスを好むのでしょうか。

毎回、喉を痛めないように、、と注意してくださいます。

でもわたしが地声でチャレンジしてみたい、ということで、

痛くならない程度に、弱めの声で、7つの口からの発声イメージ

(胸、喉の下、口、目と目の間、おでこ、頭頂、軟口蓋をあげて)で歌ってトレーニングするようにと、

アドバイスいただきました。

 

ミュージカルの先生は、トレーニングで地声は出るようになるから、

がんばってみて!と励ましてくださいます。

昨日もいくつかヒントをいただいて、

お腹の支えから、頭の後ろに飛ばすように発声、

するとBフラットまで出たので、

高いCまで地声で歌えるようになると思う、

と言われて希望が見えてきた。

ミュージカルの女性は、高いDまで、地声(あるいは地声にかなりちかいミックス)

が出ないとならないらしい。

高いFくらいまで出せる人が多いとのこと。

やはり無理は禁物、と釘を刺されました。

 

 

ところで、

月曜日の「徹子の部屋」に森昌子さんが出てらして、

そのお話が面白かった。

 

12年前に再デビューして、当初は声があまり出なかった、

「森昌子、下手になったね、、」という声が聞こえてきて、

体調も悪くなったと。

ようやく声が出るようになったのは、 2年前というから、

10年かかったわけですね。

復活の頃のYoutubeを拝見すると、たしかに声量も昔ほどではなく、

フラット気味に歌っているところもあった。森昌子さんでさえ。

でも今は見事に復活、第二の青春、歌もトークもモノマネも面白い!

彼女は、低音から高音までミックスボイスですね。

 

ちなみに、世界的に活躍の長男さんの(ワンオク)ロックについては、

「わからない、どれも同じに聞こえる」のだそうです。

 

森昌子さんでさえ、10年かかったというのですから、

わたしは何年かかるか、生きているうちに達成できるのか?ですが。

失われた30年近く、、歌っていなければ衰える、ということを痛感しています。

スイマーの「魚になれ」ということですね。