ライヴをするということは、
技術の上に、体調管理を始めとする自己マネジメントはもちろん、
事務能力から、コミュ力、プロデュース力に、ファッション、物腰、話し方etc、
と多面的に磨いていかなければならない壮大な、総合芸術なのですね、、
この歳でエンターテインメントを目指すというのですから、大変です
今日は、とくに今回格闘した曲のお話。
プログラムのそれぞれが難曲ではありましたが、
とくに、
Mountain Dance というDave GrusinのPiano曲は大変でした。
そもそも楽譜を作る時点で難航、そのリズムを掴むのに四苦八苦、指が動かなくていやになる。
ひとまず仕上げたのが10月の発表会の時だったので、それは正解でしたが、
本番直前のリハーサルの時に久しぶりに合わせたら、リズムを間違って覚えていたことが発覚し、、
慌てて体に染み込んでしまったフレーズを修生するというバタバタ劇場。
本番に臨むも、一回目では指が回らなかったり、拍を間違えたり、エンディングを間違えたり、、
二回目はまずまず上手く行ったけれど、よく聞いたら、やはり1拍ずれているところがあり、、
ベースの河口さんとドラムの片桐さんには、そもそも手こずらせた上に、本番でよく合わせてくださったものだ、、と感心しています
ありがとうございました。
でも、これに感動してくださった方が多くて、やってよかったと思います。
1回目でも、やはり「恋に落ちて」を観ていた人が多かったからか、コメントを沢山いただきました。
それから、
ミュージカル「美女と野獣」メドレー。
これは、「Be Our Guest」の替え歌作りで、しばらく夜も寝られませんでしたが
TH先生ご指示通り、やり遂げ、できたものは自分でも会心の作となりました。
これも多くの方から、コメントをいただきよかったです。
ヒロイン「ベル」は心配したよりは馴染んでいたと
1回目のゲスト野獣M君も、直前リハーサルまで心配しましたが、本番は見事に歌い上げ、場を盛り上げ、さすがでした。
やっぱりわたしはミュージカルが大好きです
そして、やはり思い出深いのは、ゲストとの共演ですね〜
1回目は、高校の文化祭で一緒に歌っていた、ダンスも得意なSMAPファンの友人と。
2回目は、東工大のアカペラサークルの学生さんとのコラボ。
これらはプロデュース力を褒めていただき、図々しく頼んでよかった、と思っている。
どちらも、ゲストが心から思い切り、楽しんで歌ってくれた
それがとても嬉しく、よかったなと思う。
彼女、彼らの歌う姿勢に、わたしもとても感動し、勉強になった。
ほんとに歌っていいな〜と思う。
もっと上手に歌えたらどんなに楽しいでしょう。
歌が上達したね、というコメントは数名からでしたが、、
わたしは今回は、とても嬉しいことがあった。
それは、2回とも、声が枯れなかったこと。
2年前は、リハーサルから二次会までで、すっかり喉がやられてしまっていたが、
今回はわりと大丈夫だったので、喉が少し逞しくなったのかな、と思った。
ボイストレーニングの先生からは、声が10変わるとして、今は1しか変わっていない、と言われました。
その言葉を信じて、2年後?に向けて、声の器をさらに大きくしていきたい。