ルノワール展＠国立新美術館

オルセー美術館とオランジュリー美術館所蔵のルノワール作品、約100点。

しっかりルノワールを堪能した。

中でも、よくポスターで見かけていた、
「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会にて」は、
光の描写が素晴らしく、
生き生きと描かれた人たちが今にも動き出しそうな、
躍動感溢れる絵だった。

人物、風景、一つ一つが、ルノワール独特のものであるが、
とくに、人物の肌をはじめ、質感の描写にはこだわって、
それを花のデッサンで、訓練したそうである。
技を磨くためには、膨大な工夫が背景にあるのだろう。

本日は、ロビーで、チェロとマリンバのコンサートがあるということで、
聴いてみた。
数曲しか聴けなかったのだが、曲目やデュオの役割を、工夫していて、
MCも上手でした。
若い二人の女子の演奏、大人気のようで、
１時間前くらいから、席をとるために行列ができていた。

やはり美術館にはクラシック音楽が合うのかな？