オーストラリアに住んでいる友人から、

今回の北海道の7歳男児置き去り事件について、
海外のメディアでは連日大きく報道されていて、
「こんなことして、親は罰せられないの?」というメールが届いた。

きっと罰せられないのだろうが、
欧米と日本の子育てについての考え方の違いを、
端的に表すケースになったと思う。

わたしもアメリカでの子育ての経験があるが、
子どもの命を守ること、危険な目に合わせないことにかけては、
社会がすごく関心を持って、責任を感じて、
親に介入してくる。

わたしも子どもが1歳くらいのとき、寝ているからちょっとなら大丈夫だろうと思って、
隣のスーパーに一人で買い物に出かけたら、
その間に目を覚まし、わたしが居ないので大泣きしてたらしく、、
急いで帰ると、隣の部屋の人が廊下に出ていて
「この親、信じられない!」という表情で見られ、平謝りした。
それから二度とこういうことはしないようにした。


そして、今回の事件。
普通に考えても、やりすぎでしょ?
こんなところに置き去りにするなんて、、
この6日間のことが、男の子の心の中にどんな痛みを残すのか、
家に戻っても、どんな躾が今後あるのだろうか、と思うと
暗澹たる思い、、

これに限らず、
ちょっと躾の考え方、間違っているんじゃない?と思う。

信頼関係がある上での厳しさは、いいと思うけど、
そうじゃない厳しさ、というか怒りをよく目にする。

そんなに叱らなくても、
結局子どもは、親のやることを真似するだけだから!

究極、躾は要らないと思うよ。

No Shitsuke, No Problem