行ってまいりました。
矢野顕子さんのピアノ一台での弾語りコンサート in 地元。

弾き語りをやるものとしては、
綾戸智恵さんとこの方は、やはり拝見しておかないと。
TH先生も一目置いていらっしゃることですし。


さてさて矢野さん!
変わらない、声と可愛らしさ。
そしてピアノは自由自在。

目線は客席で、手元などほとんど見てませんが、
歌いながら、それに乗せるリズムやタッチのメリハリ、和音、フレーズ、、などの音の厚み、、
見事でした。
語りが音楽。
普段思ったり考えていることも、音楽に乗せて言葉にしていらっしゃるのかしら?
と思った次第。
全編ルバート?というような、独自の世界。
(昨日までは、バンド演奏のライブで、
切り替えるのが大変だったそうですが)

今回は、カバー曲、もともとの持ち歌と、
9/16にリリースの「Welcome to Jupiter」
からの新曲も幾つかあるという構成でしたが、

新曲は題名からして、
「そりゃ無理だ」
「あたまがわるい」
「大丈夫です」
といった直球系が多く、

年齢を重ねたからこそ紡ぎ出されるようなもの、
一緒に行った友人も、「言葉がグサグサ刺さってくる」と言っていました。

矢野さん、プログラムは、大まかな方向性は決めていらっしゃるものの、
細かいことは「まあいいか」とその時の気分次第。
そもそもステージの椅子に座ると、気が変わって予定通りに行かないので、
決めてもダメだそうです。
即興で生きていらっしゃるのですね。

本日のプログラムはこちら。




「春先小紅」も大好きですが、
「いい日旅立ち」の矢野顕子バージョンがよかったな~


森山良子さんから勧められ、顕子さんのマストアイテム。
美声が出る?森下仁丹の甜茶飴。メントール系。





そして、心にひっかかる、忘れられないのがこの歌でした。
糸井重里さんの作詞です。