最近ニュースに疎いのですが、、
土曜日のNHK ニュース深読みがとっても面白かった。

この嬉しい興奮を忘れないために、
ブログに書いておくことにします。

今年は、日本における水素社会元年として、
政府は440億円の国家予算をつけた。

水素社会が実現すれば、こうなるというのが、
まさに夢物語。
でも実現不可能ではない!

夢のエネルギー、水素は、
製鉄所や下水処理場の汚泥、農業の廃棄物から
とれるそうです。
今28兆円払っている外国からの輸入エネルギーが大幅に削減される。

水素による発電は、
CO2が出ないし(出るのは水だけ)、
よいことには、再生可能エネルギーとの相性がよくて、
太陽光発電などで出来た(貯められない)電気を、
逆に、水素に変換して貯めておけるから、
エネルギーの自給自足がよりし易くなるとのこと!


安全面をより確実に、さらなる技術向上など、課題もあるが、
今、水素発電、燃料電池の技術は日本が世界でもリードしていて、
トヨタ、東芝などはじめ、世界トップの技術を持っている。

それを上手く世界中に広げて行きたいわけだけど、
問題は日本の世界への営業力だそうです。

現に、今まで、ガラケー、ICカード、アナログのハイビジョンTVなど、
数々の先進技術があったものの、
世界視野で闘わないから、
結局日本でしか使われないガラパゴス化に、、、
という「負けパターン」があった。

それを突破すべく、今回
トヨタが水素の燃料電池に関する5680件もの特許を開放したのは、
自分たちの技術が普及するのも、インフラが整備されてこそ、ということで、
壁を作らない決断だったそうです。

世界のエネルギー事情を見渡すと、
アメリカは今、自国で採れるシェールガス、シェールオイルに色めきだっており、
OPECは負けずと原油を掘り、
ロシアは天然ガスと原油で世界一のエネルギー産出、
中国は原発を作って他国に売ろうとしている(らしい)、
ドイツは自然エネルギーの割合が24%を占め、早くもH2に変換するシステムもできてきた。

・・とそれぞれの事情があるわけだが、
相手の都合に合わせて、お互いにメリットになる営業力が
試される舞台で、上手く行けば、100兆円、200兆円というビジネスで、
こんな夢のテーマは今世界中にもないくらいの
すごいチャンスだとか。

シェールガスを作る時に出るH2を売れますよ、とか、
オーストラリアのあまり使い物にならなかった褐炭からもH2がとれて、
それだけで日本の240年分のエネルギーが賄える!とか、
そして、スモッグがひどい中国やインド、、
これから水素エネルギーが一番必要なのは、まさにこういった新興国。
水素は、自然廃棄物などから出るメタンガスから採れるので、
大変エコなんだそう。


それで、東京オリンピックまでに、世界にプレゼンできるような、
水素モデル社会、街を作るのが、一目瞭然、分かり易いとのことでした。
実際、北九州や九州大学では、始まっているそうですが。

技術立国日本のスキルを世界に広げて、
環境にも、それぞれの国の自立にも役立つ、大勝負の時。

以上すべて受け売りですが、
夢があるって素敵アップ

がんばれ日本!