昨年末から、ジャズ仲間の中で、話題になっていたこの映画を
今日、漸く観に行った。

娘も(どちらかというとランチが目当てで)行くとのことで、
ジャズにあまり関心のないのにどうかな・・と思ったが、
こういった小さな映画館へ、彼女はまず行かないので、一緒に行ってみることに。

六本木シネマートという、瀬里奈の近くの映画館。
一日一回の上映、11時から。お客さんは10人弱だった。


スウェーデンのジャズ歌手、モニカ・ゼタールンド(1937~2005)の
実話に基づくお話で、たいへん興味深かった。

シングル・マザーで、親の協力も借りて、
電話交換手をしながら、
ジャズ歌手で成功することを諦めず、実現させて行く。

面白いのは、有名どころのそっくりさんが続々と登場~
トミー・フラナガン、エラ・フィッツジェラルド、
ビル・エヴァンス、サミー・デーヴィス Jr、
マイルス・デービスに、ジョン・コルトレーンも?

一番似てたで賞はマイルスかな?
あと本人、モニカ・ゼタールンドを演じた
エッダ・マグナソン。
歌もよいし、本人と区別がつかないほど\(゜□゜)/

とてもよい映画だったが、
ベースのKディさんから、
観て感動するかどうかは、
頑張っているかどうかのバロメータになる、とのお話で、
その感動はというと・・
わたしにはまだ他人事なのかな、と思った。

夢を実現させるために払う、大きな代償、
光と陰、周りの協力や犠牲、、、
それでもこれだけの野心を実現させようと言う、
その源は何なのか?
野心て必要なのか、それは何のために?
誰にとって必要なのか、、、

映画にあった、
「高いところからの景色は最高」という
それが見たいから頑張るという、
そのシンプルな思いなのか?

娘も、思いの外よかったと絶賛。
しかし、二人で不思議だったのは、
あれほどのお母さんのもとで、素直にいい子に育っていた娘。
おじいちゃん、おばあちゃんの力なのか、、
実際どうなのだろう?と。

その後イタリアンでランチ。
「トラットリア・ジリオーラ」というお店に入ってみる。
駅から近くて、リーズナブル&美味しいv(^-^)v

娘はipadでWaltz For Debbyを早速聴いていた。