今日は、町田市のミュージカル劇団 音楽座の「泣かないで」を、
池袋の東京芸術劇場 プレイハウスまで、観に行って来ました。
原作は、遠藤周作さん『わたしが・棄てた・女』。
戦争直後の貧しい時代、この暮らしから抜け出そうと必死の若者達。
そして、ハンセン病に対しての偏見や差別という重いテーマを含むものですが、
その主人公ミツの生き方に、心が洗われ、揺さぶられます。
吉岡さんという男に棄てられた(と本人思っていない)女ミツは、
吉岡さんにまた会うことを楽しみに
一生懸命働いている。
ところがハンセン病と診断されて、目の前が真っ暗になり、
復活病院に送られ、数日間は食事も喉を通らないのだが、
そこで出会う人たちと、次第に心を寄せ合うようになる・・
その後、実は誤診とわかり、
普通なら一日も早く抜け出したいはずなのに、
なんとミツは、その病院での看護をすることを選ぶ。
実在したモデルである、井深八重さんから、
遠藤先生はヒントを得て、書かれたお話ということに
驚かされる。
それにしても、私たちの親の世代はまさに
ティーンエイジャー期が戦中、戦後で、
こんな時代だったんだろうな・・
うちの伯母も、
この頃、結核になり清瀬のサナトリウムに送られ、
一つの肺をほとんどとってしまう大手術をしている。
40歳まで生きられない、と言われていたのに、いまや93歳。
大変な時代を生き抜いて来たんだな、
根性も座るわけだと思う。
楽曲は井上ヨシマサさん、高田浩さんによるもので、
時代感も反映されつつ、バラエティに富んだよい曲揃いでした。
井上ヨシマサさんは、AKBの作品を数多く手がけている方。
高田浩さんは楽曲作りの上に、ほとんどの作品でバンドマスターとして
いつも舞台の下にいらっしゃる。
6/20(金)夜公演のアフターイベントには、
このお二人が登場するということです。
ここのプレイハウス、こじんまりしていて
(NYのブロードウェイに多いような)
レンガの壁がおしゃれな、素敵な劇場でした。
22日まで上演しています。
池袋の東京芸術劇場 プレイハウスまで、観に行って来ました。
原作は、遠藤周作さん『わたしが・棄てた・女』。
戦争直後の貧しい時代、この暮らしから抜け出そうと必死の若者達。
そして、ハンセン病に対しての偏見や差別という重いテーマを含むものですが、
その主人公ミツの生き方に、心が洗われ、揺さぶられます。
吉岡さんという男に棄てられた(と本人思っていない)女ミツは、
吉岡さんにまた会うことを楽しみに
一生懸命働いている。
ところがハンセン病と診断されて、目の前が真っ暗になり、
復活病院に送られ、数日間は食事も喉を通らないのだが、
そこで出会う人たちと、次第に心を寄せ合うようになる・・
その後、実は誤診とわかり、
普通なら一日も早く抜け出したいはずなのに、
なんとミツは、その病院での看護をすることを選ぶ。
実在したモデルである、井深八重さんから、
遠藤先生はヒントを得て、書かれたお話ということに
驚かされる。
それにしても、私たちの親の世代はまさに
ティーンエイジャー期が戦中、戦後で、
こんな時代だったんだろうな・・
うちの伯母も、
この頃、結核になり清瀬のサナトリウムに送られ、
一つの肺をほとんどとってしまう大手術をしている。
40歳まで生きられない、と言われていたのに、いまや93歳。
大変な時代を生き抜いて来たんだな、
根性も座るわけだと思う。
楽曲は井上ヨシマサさん、高田浩さんによるもので、
時代感も反映されつつ、バラエティに富んだよい曲揃いでした。
井上ヨシマサさんは、AKBの作品を数多く手がけている方。
高田浩さんは楽曲作りの上に、ほとんどの作品でバンドマスターとして
いつも舞台の下にいらっしゃる。
6/20(金)夜公演のアフターイベントには、
このお二人が登場するということです。
ここのプレイハウス、こじんまりしていて
(NYのブロードウェイに多いような)
レンガの壁がおしゃれな、素敵な劇場でした。
22日まで上演しています。