今週の伯母の話はなかなか面白かった。

伯母のおじいさん(わたしの曾祖父)という人は、
船で遭難して亡くなったようなのだが、
その先の話があったというのだ。

溺れていたところを、韓国の船に助けられ、
そのまま韓国で暮らしたそうだと。

最初は味噌を作ったら、それがとても人気となり、
よく売れたのだが、間もなく工場を人にとられてしまった。

次は、足袋を作り始めた。
親指が割れている足袋が、当地ではまだなかったので、
それを作ったら、親指に力が入って作業がしやすいと
好評で、よく売れたと。
しかし、これは民間でやるのは不適切ということで、
政府のものになってしまった。

次に、油を作ったと。
これも大方、政府にとられてしまったが、
一部細々と家族だけでも作って、それで生計を立てていた。

そこに男の子が3人いて、
その長男が日本に来て、今、伯母の近所に下宿していて、
東京帝大!に通っているというのだ。
世の中、どんなご縁があるかわからない。

今回の、伯母の引っ越しを手伝ってくれることになったので、
わたしが買い物に行く際、
その子の分のお寿司も買って来てちょうだい・・
と頼まれました。

(すべてフィクションと思われます)

しかしいつも、想像力豊かな伯母は、
小説家の才能があったのではないか・・
と思うのです。


さて、6月のライブの歌を全部暗譜しました!
楽譜なしで、
明日から、セッションへ繰り出そうと思います。