今さらですが、みーくんの出産の時のお話
ずっと書こう書こうと思っていて、でもお兄ちゃん2人抱えて新生児のお世話はいっぱいいっぱいで、気が付けば数ヶ月過ぎていたので、“こうなったら1歳のお誕生日に記念に出産レポ書こう”と思っていたのでした
当時、書き残していたノートがあるのでそれを振り返りながら
出産予定日の15日前の1月29日、朝3時半頃お腹の痛みで目が覚める。
でも、年末から前駆陣痛らしいお腹の張りはあったので、「また前駆かな?」と思って、携帯で時間を確認しながらうとうとする。
でも、痛くなる間隔が7~8分間隔だったので「10分切ってるじゃん?!」と一人で起き、AM4:00頃に暗い中キッチンだけ電気付けてパンとコーヒー朝食(笑)
食べ終わっても全然食べたりなくて、『体重管理に頑張っている妊婦時代』と『乳腺炎にならないように気をつける授乳期』の一瞬のスキの、食べたい物を食べられるのは今しかない…!と思って、パパが仕事の付き合いで買ってきた人形焼を一人でモグモグする(笑)
上2人ともとても早いお産だったので、車の中でうまれちゃうことだけが心配だった3人目。
“今から入院すると、帰って来たとき私のパジャマとかあるから~”
と思い、洗濯を始める。この辺は3人目の余裕?!(早朝からご近所のかたご迷惑おかけしました)
5時過ぎにかずちゃんが起きてしまう。末っ子なのも今日までなのかも…と思うといっぱい抱っこしてあげたくなって2人でぎゅーぎゅー抱き合う(笑)
そのうちパパも起きてきたので「10分間隔きってるよ」と話す。「明日は無理だけど、今日なら休めるな~」と、お仕事をお休みしてくれる。赤ちゃんもパパの休める日をわかっているのかな。
ずっと便秘がひどかったのに、急にスムーズなお通じが来る。赤ちゃんが、自分が出やすいようにママの体の中を整えてくれてるんだね~。
だんだん痛みも強くなってきて、「あいたたたた…」ってうずくまる → 痛みがひいて、てきぱき洗濯物を干す、の繰り返しパパはそれを見て、「女の人ってすごいな~…」私は10時くらいに産まれると思うよ~、と予想。
あっくんは当時幼稚園生。お弁当は作れなそうだったのでパパが作ってくれる。
おなかの大きい写真も最後かも、と記念撮影
6:30頃病院にTEL。なるべく早く来てね、と言われる。
あっくんに幼稚園の制服を着せ、家族4人で車に乗る。あっくんは「きょうなんかいつもとちがうね~」とワクワク顔。車の中でパパの方の実家にTELし、今から病院に行くと報告。ココナッツの両親は、よりによってこの日から二泊三日の九州旅行今頃は羽田か飛行機の中、って感じだったので、旅行に集中できるように帰って来てから連絡することに。(母に予定日2/13だから、1/29なら旅行行って良いよね?と聞かれていたの。まさか15日も早く生まれるとは思わなかったんだも~ん)
7:30ころ病院に到着。
着替えて内診をしてもらうと子宮口は6cm開。入口も柔らかいから痛みが縮まればすぐ産まれるね、と言われ慌てて準備をしてもらう。
幼稚園に今日の園バスには乗らず、自家用車で登園するとTELし、パパとあっくんとかずちゃんは一旦幼稚園へ。3人と握手。
ところが、モニターを付け始めたら痛みが15分間隔になっちゃって、「ちょっと痛みつけないとダメかも~」(陣痛促進剤を点滴しないとダメかも~と言う意味)言われる。
上2人とも何もせず自然に産まれたから、今回も何もしたくないよ~促進剤の陣痛は痛いって聞くし~赤ちゃんの意思に任せた自然なお産がしたいよ~
「とりあえず、食事できそうな感じだから朝ごはん食べておいで」、と言われ分娩台を降り、入院部屋に移動して2度目の朝食(笑)2度目なのにペロリとたいらげました(笑)
9時過ぎまで、妹にメールしたり、このブログに携帯から投稿したり。たまに痛みは来るけどまだ我慢できる感じ。
この日は木曜で病院の休診日だったので、9:15頃当直の先生が内診に来る。また「痛みさえ来ればすぐですね」と言われ、念のためモニターを付けてみる。
だんだん10分間隔に。広いほうの分娩台が空いたから、動けるうちに移動しましょうと言われ、分娩台を移動し、「ついでにご主人に電話してみたら?」と言われる。
電話してみると、何故かあっくんを幼稚園に送った後、病院の駐車場で車の中でかずちゃんと2人で待っている、と言うパパ(笑)こっちに来て大丈夫だよ、と、分娩室にきてもらう。(ちなみにこの電話の発信履歴が10:15)
この病院は立会いはあくまでもご主人のみ、という病院なので、かずちゃんが一人で別室で待っていられればご主人に立ち会ってもらえるんだけど~…とのことで、でもいつもと違う雰囲気にとても一人にはなれなそうなかずちゃん、パパと2人でママが入院する予定の部屋で待っていてもらうことに。
もう一度握手して、力をもらう。
だんだんお尻にグッと来る感じが強くなって、痛みもピークに。助産師さんが腰から火が出そうなくらい一生懸命さすってくれてるんだけど、ちょっと位置が違う…(笑)でも言えず。
内診で、8cm大なので、次から息んでみよう、と言われ、足をセット(笑)
3回深呼吸して、力を入れて~といわれるけど、上手く力が入れられず
何回か繰り返しているうちに、コツがつかめてくる。
息むたびに、赤ちゃんの頭みたいな感じがグググ…グググ…と下がっているのが感じられて、“あぁ~これが、お母さんと赤ちゃんが、2人で力を合わせて産まれてくるってことなんだなぁ~”と思う。
助産師さんに破水させてもらう。
5~6回息んだら、「もう頭が見えるよ~」と言われ、背中を上げてもらうと、あっくんかずちゃんの産まれたときとそっくりな小さな目を閉じた横顔が見れて感動
先生を呼んで、もう会陰切開している時間がないのでこのまま産みましょう、と言われる。
「もう力入れなくていいよ~」と言われ、両手を自分の胸に当てさせられてゆっくりの呼吸をリードしてもらうけど、叫び声みたいになっちゃう。
会陰切開していない分、頭が出るのがゆっくりで
もう無理~~と思った頃、ぶるんっと出てきて出た途端元気に泣いてくれました
10:44さっきのパパへの電話から30分しないくらいで産まれちゃった
性別を聞いていなかったので「どっち?!」と思って見ようとしたら、助産師さんが「おぼっちゃんです」「元気な三男坊で~す」と(笑)
体重を量ってもらって、3452gあっくんかずちゃんは38週で、みーくんは37週で産まれたのに、一番重い
びっくり。「おっきぃ~」って叫んじゃったよ
キレイに洗ってもらって、ママの胸元へ。パパとかずちゃんも呼んでもらう。かずちゃんがすっっっごく嬉しそうな顔をしてて、おもちゃのカメラでいっぱい写真撮るマネをして、「あかちゃんうまれてよかったね~」「ママがんばったね」ってママの頭をいいこいいこしてくれました
この後、私の出血量が多いことがわかって、本当なら分娩台の上で2時間横になって休むんだけど、4時間は動かせない、と言われたり、貧血もひどい、と鉄剤を点滴されたり、子宮の収縮もよくない、と収縮剤も点滴されたり、バタバタ
あっくんかずちゃんは20代で出産しているので、やっぱり30代だと体力も落ちてるのかしら…それとも体重管理頑張って10kg位しか増えなかったからもっと食べて増やしておけばよかったのかな~。
夕方4時頃になって、やっと部屋に行って良いことになり、でもまだ歩かないで、と車椅子で移動しました。
その後、パパが幼稚園にあっくんを迎えに行ってくれ、パパの方のじぃじばぁばも来てくれました
お産って、何度やっても感動的で、神秘的ですね
こんな貴重な経験を、三回も体験できて、幸せだな~って思います
かなり長くなってしまいました~。最後まで読んでくれた方、どうもありがとう