引き出しを整理しようとあけた早々に…。
セツナイ心の声を書いた走り書きをみつけた。

私のココロは硝子のようで…。
込み上げる苦い想いに潰れそうになる。




大丈夫。
大丈夫。


何度も呟く。


私は。
大丈夫。
1人でいいの。


いつか。
突き放さなくてはいけないのかもしれない。

……。もう少しこのまま…。

わからないココロのざわめきに

深呼吸して…。


走り書きの切れ端を引き出しに戻した。



たった5分前の
小さな小さなココロの波紋…