生のトマトは身体を冷やす物であり
赤いトマトを生で食べたからと言って
赤の作用で体を温めはしないし、

紫の茄子は　表面の皮の部分だけで
中は白なので紫の意味を持つわけではない。

食育的に見れば
古来中国で体系化された医食同源の考察からは、
一概に食物の色が　そのまま体内に及ぼす色効果
とは異なる。。。と言われますが

先日　色も味のうち

というような体験をしました　

…というのは、ちょっと大袈裟ですが　

息子が持ち帰った天然飼育の鶏の卵　

厳選された飼料で　恵まれた生育状況で
とてもナチュラルな良質の卵で　

本人も自慢のもと、確かに美味しいに違いなく　

せっかくだから「卵かけごはんで！」

と、卵を割ると、黄味の黄色が白っぽい
いわゆる　”なでしこ卵”

飼料の配合で黄味の黄色の濃さが変る…
そのことは、頭で認識出来るのですが
小鉢で混ぜると　白身も加わり　なお白さが増し。。。

味わうと　見た目と違って味は濃厚で円やかで
確かに格段に美味しいのです　

だけど、なぜかご飯にかけたその卵の見た目からは
いつもの卵かけごはんのハツラツ感が伝わらず。。。

ビタミンＥやヨードが配合される以前の
卵は確かに同じような　優しい白っぽい色の卵だったかも
そんな遠い昔の記憶が　うっすら脳裏をかすめながらも
最近のオレンジに近い卵黄の卵カラーに
朝の元気をもらってたのかも…と
ふと思った次第です　

そう言えば　白いカレーや　白イチゴは
一時的にブームが来ても
やっぱり　カレーはブラウンゴールド系の黄色で
イチゴは赤　

それを目と胃袋が期待して　食べてるような感覚が
私自身は　あるかな～？という感じが致します　(*ﾟｰﾟ*)

さて、皆さまはいかがでしょう。

こんなカラー談義をしながら
ご家族で食卓を囲むのも
ちょっと面白いかもです　

　　　　　　　　　ＭＩＤＯＲＩでした　

食べ物の色効果♪