緊急入院までの経過1 | ある日突然旦那が大腸がんステージⅣ。年の差夫婦の嫁ブログ

ある日突然旦那が大腸がんステージⅣ。年の差夫婦の嫁ブログ

2014年3月末。緊急入院した旦那。結果は腸閉塞。下行結腸に大きくて深いガンがあることが判明。確認できているのは左肺の転移病巣…大腸がんステージⅣと宣告されました。


2014年3月20日。
これまで毎日快便だった旦那の便通がいきなり停止。話を聞くとこの4日出ていないとのこと。その上、お腹の音が外に聞こえてくるほどぎゅるぎゅる鳴ってるしで。近所のNクリニック(胃腸科)を受診。ただの便秘でしょうと緩下剤処方、浣腸をしてもらったそうだが、腹痛のみで、便らしきものは何も出ないまま様子をみることになる。夜は私の実家で食事会。やや食欲がない様子の旦那ではあったが、軽くお酒も飲み、皆で楽しく過ごす。



2014年3月21日。
祭日でお仕事はお休みでしたが、その日も発作性の腹痛と、お腹のぎゅるぎゅる音は止まらず。聞くと昨日のNクリニック受診時、聴診(お腹の音の確認)直聴診(直腸に便が降りてきているかどうか)レントゲンも含め、何も検査はしてくれなかったと聞かされる。今日は出るかもしれないと、市販の浣腸薬で排便を促してみるも、やっぱり出てくるのは浣腸液のみ。やっぱりおかしいと思った私たちは、明日も様子が変わらなければ、別の病院に行ってみようよと話していた。この時はまさかガンで腸がふさがっているとは思いもせず、ポリープ(良性)のものでもあるのかな。。。くらいにしか思っていなかった。



2014年3月22日。
夜中じゅう、ぎゅるぎゅる鳴り響くお腹の音。さらに周期的にやってくる腹痛、そして吐き気。土曜日は午後休診の病院が多いからと、急いでTクリニック(胃腸科)を受診。そこでは直聴診で何も便が降りてきていないこと。レントゲン撮影をしたが、週明け早々CT検査を受けたほうがいいこと。それまでは、何も食べず、水を飲むだけにしておくことなどを医師に告げられる。実はこのクリニックにはCTの機械が無い。かといって、週明け何も検査をしてくれなかったNクリニックを再受診する気にもなれず、どうしようか考えながらも、言われたとおり絶食をし、旦那は吐き気と腹痛を感じてはいたものの、私たちは「そろそろ出るんじゃないか」とこの状況を楽観視していた。