寂聴さんとエイミーの対談を読んで、すっかり普通の主婦っていうか、農家の嫁をしてるのがイヤになってしまった私。。。
 もう若くもとりたてて才能もない私が、こんな天才二人の盗み聞きして出奔なんて…冗談にもならないが、現実的な方法をあれこれ探ることを、最近やめられなくなっている。
 そんな微妙な時に出会った本↓
眠れぬ真珠/石田 衣良
¥1,680
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 主人公は、40代の美貌の銅版画家である。

 美貌の銅版画家といえば、すぐに浮かぶのはこの方、山本容子さん。

マイ・ストーリー (新潮文庫 や 57-1)/山本 容子
¥420
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 多分もう10年位前になるかと思いますが、とても印象的な化粧品のCMなどがきっかけで、TVに露出していた時期があったので、記憶にある方も多いと思います。


 「沙世子」のアトリエの描写など、(NHKか何かで見た)彼女のアトリエにそっくりで、スラリとした長身で大人の色気のある「沙世子」の人物像も彼女と重なるので、モデルは彼女かな?と想像しながら読みました。


眠れぬ真珠 1 (1) (フラワーコミックススペシャル)/石田 衣良
¥550
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↑漫画化もされていますが、ほら~容子さんにソックリでしょ~!?


 ストーリーとしては、45歳で更年期障害に悩むアーティスト沙世子が、17歳年下の男性と恋に落ち、恋愛を通して人生を新しく見つめ直す純愛小説です。


 今回の石田衣良さんのニクイところは、女性の更年期障害を正確に、どちらかといえば肯定的に描いている点。


 年齢には勝てず、体の線に昔のようには自信のない女性が、若い男に求められる喜び、肌を合わせる戸惑い、それでも求められる喜びなど、年下の夫を持つ私には…恋愛中に身に覚えのある記述がたくさん。。。


 結婚してから心身についた贅肉が、読み進むうちに削ぎ落とされていく感覚はエクスタシーに近いものがありました。


 またもや、石田衣良サンと深い中になったような感覚に、読後「参ったなぁ…」と頭をかくって感じ。


 それにしても…石田サン、あまりにも年の差恋愛の描写が素敵過ぎ。。。もしかしたら、山本容子さんとこういう時期があったのかなぁ。。。なんて妄想したりしましたよ…恋の矢 こなつ