それは妊娠した頃から始まっていて、お腹の娘にプレネームをつけて呼んでたし
当時やってたゲームのFFのキャラ名
出産後はベビーマッサージやらベビーサインやら
ベビーマッサージはすごく気に入ってたけど、足の裏をサラサラするのが大好きでサラサラしてーってよく言ってたな。
ベビーサインは全く覚えなくて、結局話し出す方が早かった
家のベランダはお花でいっぱいにして、娘が水やりをできるように、ハーブを育てたり、お菓子も手作り。
いいと言われるものはひと通りやったし、耳を慣れさせるための早期英会話教室やベビースイミング、習い事もひと通り。
今思えばどんだけ〜って感じ。
列挙するとなんかこっぱずかしい。
流行り好きというか、まんまと
育児書に踊らされてました。
私も初めての子育てでいっぱいいっぱいだったし、たまごクラブ、ひよこクラブにはキラキラしたママ達ばかりで、焦っていたのだろう。
もっと大事にするべきことは他にあったのにそれがわからなかった。
それは幼児期だけに限らず、小学校、中学校と上がるにつれ、塾や勉強に取って代わるだけ。マイペースでおっとりした娘に周りに合わせることを強要した。娘個人のペースをもっと見てあげるべきだった。
心優しい娘が不登校という手段を使わざるを得なくなるほど、周りばかり見て、娘を見ようとしなかった。
子育ては一人一人違うもの、見るべきものは本ではなく子供なのだということ、こんなに時間が経ってからやっとわかりました。
今は2回目の育て直しをしているのかもしれませんね。母親としての自分も含めて、1から構築し直しています。
相変わらずグラグラしたり、ツギハギだらけかもしれないけど、土台は娘が生きて元気でいてくれればいいというたった1つのことで、それは揺るぎないから、何度壊れてもまたすぐ立て直せるような気がします。
この土台が心からわからない頃は、何のために子育てをしているのだろうとか、これからどうなるんだろうとか不安でしょうがなかった。
先週末、疲れて全く家事ができない私の代わりに、娘が部屋の掃除とキッチンの片付けをぜんぶやってくれました。
その後
「ママの気持ちやっとわかったよ。いつもやってるのに感謝されないで当たり前って思われてるの辛いね」
と言ってくれました
おー、それがわかったらもう主婦よ。
今日も朝は眠り姫の寝顔を見てからの出勤です。
暖かい布団の中で幸せそうに眠っていてくれれば、それで充分です。
たくさん寝て、しっかりと疲れが取れたら、動き出せる時が来るからね。
眠り姫は呪いがとけるまで、イバラに守られて安心して眠っていて良いのです。
