不登校中の悩みと言ったら、必ず出てくるのが家庭での勉強をどうするか。
不登校になって間もない頃は、学校の授業を受けてないので、勉強が遅れるのが不安。
娘が興味出るようなもので勉強させよう!と焦ったわたし。
進研ゼミを申し込む。
iPadレンタルで
最初は珍しくて、勉強の予定立てたり、楽しくやってるな。よかったなと思っていたところ
あっという間にニコ動見るツールと化した
うん。動画見るのに最適な大きさだよね。
この頃娘は、一日中スマホとiPadを見るか、ゲームをしてました。
iPadなんてレンタルしなければよかった!!とその時は思った
でも今は不登校初期の娘は、娘はまだ勉強するほどの元気はなかったと理解できる。
ギリギリ限界まで我慢して、学校に行けなくなった。
学校に行かなくなったからといって、すぐに元気になるわけではない。
学校に行けない自分、学校に行かせようとする周りの声、学校に行けないきっかけとなったいじめの事。
そんな事から、自分を守るために、スマホとゲームに没頭した。何かしていないと、自分が壊れてしまいそうだから。
私は途中から、娘に無理に勉強させる事はやめました。
ゲームもスマホも仕放題。
一時期は寝る時間も本人に任せてた。
無理に寝かせようとして、バトルになった事もあったから。
娘の全てを受け入れる覚悟をしてから、段々と勉強時間も増えていったように思う。
娘が自分から、
家庭教師を頼んで勉強したい
と言い出したのが、確か10月。
それから、少しずつ少しずつ、勉強時間が増えていきました。
でも、具体的に目標がないとなかなか頑張れないですよね。
今まではやった勉強を記録していくという方法で使っていたのですが
娘が
予定書いて、線で消してく方がよくない?
と言って、早速1週間の予定を立てて、勉強がんばっています。
頑張りすぎたのか、先日の夜、久々に
娘がきれた
パパに数学を教えてもらっていたが、わからなくてイライラして消しゴムぶん投げ、
ベッドに潜る。。。
その後、私にイライラしないためにはどうしたらいいの?と聞いてきた。
「どうしてイライラするの?」
「だってこの前教えてもらったところなのに、わからなくてまた間違えた。何にもできない。もう嫌だ」
「わからない時は、後でやるとできたりするよ。何回もやってみて、だめだったらできなくてもいいよ」
「できないとだめだもん。でもできない。私何にもできないもん」
「言霊って知ってる?
できない。できない。できないって口に出してたら、本当にできないって体が反応しちゃうよ。
反対にできる。できる。できるって思ったら、できるようになるよ。
それに、数学の一個の問題ができなくても、できる事いっぱいあるでしょう。苦手なものがあっていいんだよ」
「だってできないとだめだもん」
堂々めぐりでした
話してるうちに、ボロボロ涙を流してました。
「できない事があると辛いよね。悔しいよね。」
この場は娘に共感して話を終えました。
ママのアドバイスが欲しいわけじゃないんだよね。きっと自分の辛い気持ちを吐き出したい部分が大きかったんだよね。
学校の勉強は、どうしても周りとの比較、競争になってしまうから、周りよりできない自分はだめだと思ってしまう。
今の中学は、周りと比較されるための勉強、テストや受験のために勉強しなきゃいけないと子供が錯覚してしまうのも無理はないと思う。
本当はそうじゃないんだけどね。。。
親もテストや受験に踊らされないように、子供に生涯勉強する姿を見せないと!と思っている。
大人になってから勉強するのも楽しいよって
そんなこんな、ブチ切れた次の日から娘は、また心機一転、勉強頑張ってます
昨日はなんと1日5時間も勉強したらしいです!!20分すると集中力が途切れる娘には、本当に信じられない時間。
しかも私は昼は仕事でいないので、1人で
私が無理矢理勉強させてたら、こんな自主性は出てなかったなと
これからも娘の自主性を伸ばす事を目標に見守りに徹しよう。
娘の勉強を見守っているつもりが消しゴムを落として邪魔するうちのアルソック↓
