日本はまだまだ差別がひどい。
人種差別。LGBTQ差別。年齢差別。女性差別。。。。
私の旦那さんは黒人で、街を歩いてるとしょっちゅう警察に止められる。
道に迷ってウロウロしてただけで後をつかれ、職質される。
理由は、長い間ウロウロしてたから。職質する前に、困ったことはないか?と聞いてもくれない。
道を歩いていて、ちょっとでも大きな声で話すと、誰かに通報される。
理由は、怖いから。一人でスーパーに買い物に行くと、他の客がそっと近づいてきてバスケットの中を
覗き込む。たぶん、黒人が何を食べてるか興味があるのだろうけど、まるで動物園の動物状態だ。と彼は言う。
私は、見た目が日本人に見えない。よくフィリピン人かカリビアンと間違えられる。
だから、旦那さんと出かけると、外国人カップルと思われる。
タクシーに乗ると、運転手さんに日本語で話しかけてるのに(それもめっちゃ関西弁)無視される。
そして、時々 道を遠回りされる。だから、私はタクシーに乗ったら行き道を見ておかなくてはいけない。
こんな話は追々するとして。。。今日はLGBTQについて。。。
今朝、NHKでLGBTQの特集をしていた。NHKの特集やドキュメンタリーは他では放送されないようなことを
放送してくれるからすごく興味深い。そして、NHKのアーカイブはすごい!
うちの旦那さんも、『どこからこんな映像持ってくるんだろう?』といつも感心している。
そのNHKで、あるホテルのLGBTQの人への対応を紹介していた。
そこのホテルは、LGBTQの人への接し方を社員教育の一環として取り入れているらしい。
例えば、男女のお客さんに対して荷物を持つのを、今までは女性の荷物を持っていたけど、『どちらの荷物を
お持ちしましょうか?』と聞くようにする。とか。。。結婚式場の申し込みに『新郎 新婦』と記載されていたのを
やめるとか。。。ま、これらはいいことのように思うけど、、、、、でも、ちょっと待って。
それ以前に『LGBTQの人への接し方』ってのが気になった。悲しいことに、日本はLGBTQの人たちを特別な人という
扱いをしていて、そのための社員教育をしないといけないようだ。
私は、サンフランシスコで長年、高級百貨店で働いていたけど、会社で『LGBTQの人への接し方』なんていう
教育を受けたことがない。『襲撃が起こった時』だの『ハラスメント』だの『偏見に関して』だのといった教育は
一年に一回受けるけど。
アメリカで『LGBTQの人への接し方』なんて言ったら差別で訴えられると思う。
私がいたサンフランシスコはゲイの街で世界的にも有名というのもあるだろうけど、
LGBTQの友達や同僚がいないなんて人は一人もいないと思う。だから、その人たちへの接し方なんて
誰かに教えてもらわなくてもいいし、教えてもらうものでもないと思う。
LGBTQの同僚や友達や家族がいるのは当たり前の社会にいたので、このホテルのような取り組みを見ると、
日本はまだまだ鎖国の国だな。と感じる。それと同時に、ちょっと悲しくもなった。
当たり前が当たり前として扱われてないんだ。と。。。まるで、50年も昔のことが、今やっと日本で取り上げられてるんだ。
と思うと、この国は大丈夫か?と心配になる。
たぶん、日本人からしたら、ゲイの両親を持つ子供なんて特別の子なんだろうね。
その上、肌の色の違う子供だったら、もっと特別の子になるんだろうね。
いくらテレビでLGBTQの特集をしても、実際は受け入れてもらえてないんだよね。
黒人が話してるのを見て、『怖い』と言って警察に通報するのと同じように。。
BLACK LIVES MATTERと言って、黒人差別を訴えて日本人がデモをしたけど、そんなことすっかり忘れてるんだろうね。
みんながやったから、賛同しただけなのかな〜?
サンフランシスコにいた時に当たり前のことが当たり前ではないという事実を感じる時、
私はいつも落ち込むし、腹がたつ。かといって、魔法をかけるように突然全てが受け入れられてもらうわけでもないし。
私の日本人のゲイの友達は、日本に帰って住みたいけど、今の状態では住みにくいからアメリカにいる。と言っていた。
この鎖国日本はいつになったら本当の意味で開国するんだろう??
そんな日が来るのかな〜?
