夕暮れどきは、いつもこうしちゃいられなくなる。
だんだん弱くなってくる陽の光
うすくなってくる空の色

ああ、早くしないと太陽が沈んじゃう。
家に1日いたりする日は特に
なんか物悲しくなってきて、急いで身仕度して
外の風にあたりにいこうとする

仕事や学校から家路に着いたり、
お母さんだったら夕飯の買い物済ませたら、食事の支度に忙しいような
とっても現実的な時間帯

夕方は、心がさまよい出して、外の空気に触れに行きたくなる。
それは川とか公園とか自然のある場所の場合もあるし、
ちょっと人の行き交う街の雰囲気に触れにいく場合もある。

すっかり夜になってしまって、家の明かりをつける時間になってから帰ってくると、諦めがついて、家の中でできることに集中する。



昔、会社の休みの日に、午後遅めの時間になって、突然「いま浅草の川が見たい」とか「江ノ島に行きたい」とか思いつくと、もう行かずにはいられなくって出かけていた。

たいてい昼間の太陽の明るさの下で浅草や、江ノ島を見たかったのに、その当時の東京の中央線沿線の家からはそれなりに時間がかかって、電車が地下を通って地上に出た頃にはもう暗くなってるか、ちょうどお店などは閉店する時間帯だったりする。

浅草の雷門の商店街の、降りたシャッターの絵を眺めながらぶらぶら散歩して、お蕎麦だけ食べて帰ったりって、、何回かあったような気がする。。

母に「ほんとうに家族がいないと、気ままでいいわねえ」と言われた。ほんとうにちゃんと決まった時間に家族を送り出したり、迎えに行ったり、ご飯を作ったりしなくてよい生活ができている私は、助かっていると思う。向いてなかったと思うから。

そんなことを思い出して書いていたら、もうすっかり外は真っ暗。外灯つけないと。。