中学生最後の空手の大会は
東京武道館
彩の国杯で組んだ
女子団体戦のメンバーで再び
チャレンジするチャンスをもらった
中1、中2、中3のメンバー
前回の彩の国杯は
中3
さららの不甲斐ない試合で
メンバーに迷惑をかけてしまったから
この前はごめんね![]()
今度こそ
頑張る![]()
という気持ちで
試合の日を待ち望んでいた
けれども、午前中の団体戦
またしても
うわ~![]()
どうしたの
という動きとなり![]()
2回戦で、全中優勝チームに敗退し
あんなに意気込んできた団体戦だったけれど
あっけなく終わったなあ~と
撃沈しながら座席に戻ったら
さっきのコートで
負けたはずの、さらら達のチームが
また試合してる![]()
「あれっ
さっき負けたのに・・・
なんで試合してるのかな
」
という声を出してしまいながらの
ビデオ撮影
3位決定戦があったんだ~
と
あとで母たちも喜んだ
思い出いっぱいの
東京武道館で
もう一度、試合をする機会をもらえたことが
嬉しかった
周りを見渡すと
懐かしい場所がいっぱい
小学1年生のときは
試合を待つあのコート脇から
観客席に向かって
「母ちゃ~ん、お腹すいた
」と叫んでいた
小学2年のときは
じいちゃんのお葬式を終えてすぐに
駆けつけた試合だった
頑張っている姿を見ててもらいたかったけど
初戦敗退で、あのコートで泣いていた
小学3年のときは
2回戦敗退して
小学4年のときは、出場できずに
この観客席の後ろから
みんなの輝く姿を眺めていた
小学5年のときは
あのコートで準決勝をして
小学6年のときは
これで最後のチャレンジだという
気持ちで臨み
4回戦敗退していった
もう、ここで試合をすることはないんだなあと
何度も後ろを振り返って
眺めた東京武道館
今、こうして
成長した姿のあなたの試合を
もう一度、ここでで眺めていることに
嬉しくて
心震えていた
午後からの個人戦は
グループリーグ戦から始まり
決勝トーナメントへ進出していった
監督についてくれているのは
さららが、高校でも空手をやる!と決める
きっかけになった千葉県出身の選手
彼女が高校の全国選抜で優勝する試合を
中学1年生のときに見て
「あんな組手がしたい!!」と憧れ
目を輝かせいた
そんな選手に監督についてもらえて
準決勝まで進出したとき
私には
ある思考が湧いてきた
ありがとう、ありがとう
・・・もうこれで十分です
いつも、こんな場面で湧いてくるれど
これは私の思考であって
さららはきっと
きっと
優勝を目指しているのだろうから
今は
私の思考より
自然の成すがままに
どうか
自然の流れのままに
そんな風に
願いを変えて
試合をあとひとつ
あとひとつ
眺めていたら
もしかして
小学1年生のときに
願った夢が叶うのかな
この場所で
優勝したいと
願い続けていたことが
あれから8年が経った今
叶うのかな
優勝が決ったとき
自然の流れの凄さに
圧倒されていた
この場所に繋げてくれた
緻密さに
そして
こんな夢の叶い方があることを
教えてもらえたことに
心の中の
ありがとうが
とまらなかった

