ある日の出来事です。
おい!
金持ってこい!!足りない。
今すぐ金持ってこい!!
持って来ないなら、死ぬぞ!!
こっちはいつでも死ねるんぞ!!
おい!おい!おい!おい!おい!
まじで死ぬぞ!!!
娘からの脅迫メールが連続で入ってきます。
手から血が出ている写真や…
空になった眠剤の薬袋の写真が送られてきます。
ペアレントトレーニングで習った、行動制限を使いましたが……。
行動制限とは…
これ以上はできないこと、
してはいけないことなどの限界の枠組みを設定して、本人の行動を制限していくことだそうです。
枠組みを超えてきたら、指示を出します。それを無視してきたら、次にしたら警察を呼ぶことを警告します。それまでも超えてきたら、警察を呼んだりと罰を実行します。
しかし、
私は…………
罰を実行することができませんでした。
私には、警察を呼ぶことができません…。
その後のことを想像すると、怖くて…怖くて。
娘が悲しみや恨みの中に堕ちていくのが、怖いのです。
結局、お金を渡せないことを伝え無視しました。
次の日に恐る恐る家に行くと…
玄関の外に、なんだか赤い液体が流れ出していました。
血?
もしかして、血?!


怖くて、玄関を開けることが出来なくて…
駐車場で、どうしよう…どうしよう…と動揺して震えながらおろおろしていたところに、
担任の先生がプリントやお手紙を持って来ました。
(学校に行かなくなったので…)
先生に、血が流れ出していることを伝え、一緒に見に行ってもらいました。
お母さん…。これは…
少し紫がかっているので、血じゃなさそうですよ。
先生は苦笑いでした
私は、恥ずかしいよりも…ものすごくホッとして力が抜けてしまいました。
玄関を開けてみると…
…
…
家の中は…
紫の野菜ジュースが壁や玄関に撒き散らしてありました…。
こーちゃん。
死にたいくらいお金が欲しいのは、分かる。
でも…
命を引き合いに出すことは、虚しいし悲しい。
子どもの思い通りにしてあげたい親の気持ち。
子どもの喜ぶ顔が見たい親の気持ち。
でも…
できないことはできないと教えたいのも親の気持ち。
思い通りにならないこともあることを教えたいのも親の気持ち。
親だって葛藤してる。
こーちゃん。
命を引き合いに出さなくても、ママはあなたをとても大切に思っているんだよ。
ママが命がけで産んで育ててる、
あなたの命。
たくさんの人に支えられて生かされている、
あなたの命。
あなたが、いろんなことを乗り越え必死に生きている
あなたの命。
粗末に扱うな!!!!!!