いつものように
北大の外周から構内を抜け南門を出て
市内中心部を走っていたときのこと。
大通美術館の前で、
ふと、目に止まったのが
「ことりの森」と書かれた
可愛らしい小鳥のポスター。
この日は寄り道しないつもりだったけど、そのポスターがあまりに可愛らしくて・・・
鑑賞させていただくことに。
先ずは全体を見渡して・・・
春夏秋冬とその季節ごとに見かける
ことりをテーマに配置されているのがわかりました。
よく見ると、季節ごとの植物とそこに集う野鳥の姿を優しい色合いの木版画で表現されている。
野鳥たちは、
一年を通して市内のあちこちを
走っている私にとって、
時にはその声に励まされ
時にはその姿に癒やされる
大切な友達なのです。
説明書きがなくても
いつかどこかで見た風景が
自然に思い出されて
作者のことりたちへの愛情を
感じることができる作品展でした。
私はこういった個展を鑑賞する時に
一番気に入った作品を決めることにしているのですが、今回は迷わずこちらの作品を選びました。
私は可愛らしい小鳥は好きだけど、
名前や鳴き声など詳しくはありません。
でも、このヒヨドリは
特別な思いがあります。
私の父は庭いじりが好きだったのですが、亡くなって25年以上経った今も
実家の庭には、父が植えた樹木がまだたくさん残っています。
父が亡くなったあと・・・
リビングの窓から一番良く見える
木の枝に一匹のヒヨドリが
遊びにくるようになりました。
ある日のこと
母がヒヨドリを眺めながら
「あの鳥、とうさんかもね・・・」と
呟いたのです。
その横顔を見て、ハッとしました。
元気そうにしてたけど
寂しかったんだな
父に会いたいんだな・・・と。
あれから母は毎年、木の枝に赤いりんごを一つさして、ヒヨドリの訪れを
待つようになりました。
作家さんのAccotoriさんから
声をかけていただいたので
暫くそんなお話をしていると、
この「ヒヨドリとツリバナ」の
手刷りのはがきを見せてくださいました。印刷とは異なる色合いと質感にちょっと感動。
はがきを一枚と小さな缶バッチもいただいてきました。
Accotoriさんは、私とおそらく同年代の
柔らかい雰囲気の女性。
野鳥やランニングについて
少しおしゃべりして
その場をあとにしました。
走っている途中
今年初めてヒヨドリに会いました。
可愛らしい姿をおさめたいと
足を止めて静かに静かに・・・
なかなか上手く撮れたけど
スマホではこれが限界でした(笑)
実家の庭にもヒヨドリが
遊びに来ているかな・・・





