夫が入院中は連絡が取りにくいので、夫の親御さんや親戚には私から逐一電話で報告をしていた。
先生と話した現在の状況と今後の手術の方法、治療内容を親御さんに伝えた所、
"大きい病院へセカンドオピニオンに行きなさい"と薦められた。
というのも、昔夫の親戚の人で癌を患い、満足の行く治療ができなかったことで若くして亡くなってしまった方がいるらしい。
今お世話になっている先生方に申し訳ない気持ちもあったが、親戚の方の強い薦めに突き動かされる気持ちがあり夫にすぐラインで相談した。
今夫が入院している病院は家から車で20分。
大きい病院へは車で高速を使って1時間以内の場所。電車とバスでも行けるがやはり1時間以上はかかる。
それでも…
夫の答えは予想通り"セカンドオピニオンに行こう"だった。
病院のことも癌のこともまだほとんど知識のない私たちだけど、まだ幼い子どもたちの為にもできる限りのことをして最善の治療をしたい❕
その一心で私と夫の気持ちは一致した。
そしてその旨を先生に連絡すると…
大きい病院の大腸外科のリーダーの先生の外来が2日後で、年末最後の外来の日だという。
今の病院から直接その先生にコンタクトを取れば2日後の外来に間に合うかもしれない!
"これは運命かもしれない"
そんな予感がするようなスムーズな流れだった。
大きい病院のコンタクトが無事に取れ、夫は予定していた退院日が早まり急遽退院、セカンドオピニオンに行くことになった。
そのお陰でクリスマスは家族みんなで過ごせることになった。