ビックリマーク(^-^)/ コンニチハビックリマーク 

カラーコーディネーター+ファッションスタイリスト

都外川八恵(ととかわやえ)です。



四大陸フィギュア、皆様もご覧になられましたか???
私は、TVにくぎ付けでした(笑)


たった数分の世界のために、

一体どれだけの時間を費やしているのでしょう・・・


そう考えるだけで、ココロが熱くなります。


その数分をどう演出するか。


プログラムの構成やワザの難易度ももちろんありますが、

私的には、何より衣裳が気になります。


プログラムのストーリー性と衣裳が合っていて、

その物語性が衣裳からも伝わってくるか。

そして、そのプログラムの選択や衣裳の選択が、

何より、演技者の個性と合っているか・・・


私が考えるベストドレッサー賞は、

男性だと、やはり高橋大輔選手ですね。


※以下の写真はコチラからお借りしました。「毎日JP」

http://mainichi.jp/enta/sports/graph/2011/FourContinents2011/32.html


Winter(クリスタルタイプ)の高橋選手。

ビビッドな色使いやコントラスト配色がとても似合います。

シャープでタイトな衣裳のラインに、

ボリュームヘアのアクセントもステキ。
都外川八恵(カラーコーディネーター&ファッションスタイリスト)の「ココカラ日記」

黒に着られることなく、

まっ黒もしっかり決まりますね。

都外川八恵(カラーコーディネーター&ファッションスタイリスト)の「ココカラ日記」


今回、スランプを見事に払拭した浅田選手。
こちらはSPの衣裳。

都外川八恵(カラーコーディネーター&ファッションスタイリスト)の「ココカラ日記」



北京オリンピックの時のような、
激しい情動を表すようなプログラムや

赤と黒のハイコントラストの衣装・・・などは、

彼女のテイストではないナ、と感じていたのです。
黒という色は、真央ちゃんにとっては、ちょっと重たいんですね。


少なくとも、当時まだ20歳前の彼女にとっては

ちょっと早すぎたのかも?しれません。



今回のSPの衣裳は、
彼女にとっては、ちょっとさみし気に感じてしまうような感じもしましたが、

シースルーのような軽い黒になっているのがいいナと思いました。


イエロー~オレンジ~レッドのあたりのグラデーションは、

ピンク~ラズベリー~ワインとか、

ピンク~ブルーベリー~パープル系でもよかったかもしれません。


一方、こちらがフリーの衣裳。
都外川八恵(カラーコーディネーター&ファッションスタイリスト)の「ココカラ日記」


こちらに関してはキレイ~~~!!!
そして、似合ってる~~~!!!

私的には大絶賛です。

ため息が出てしまいました。


ピンクやブルーといった
明るく淡い色のイメージが似合う
Summer(アクア)タイプの真央ちゃんでしたが、


20歳を迎えて大人になった今、
こういったラベンダーカラーがとても色っぽく艶っぽい。


文句なし!のアイテムチョイスだったと思います。

座布団一枚!!!


一方、意外だったのは、安藤選手。
オリエンタルでエキゾチック、大人っぽいイメージの、

イエローベースのAutumn(アース)タイプがよく似合う彼女ですが、

今回は、薄いピンクやブルーのグラデーションになっている

ホワイトでSPの衣裳をまとめてきました。
都外川八恵(カラーコーディネーター&ファッションスタイリスト)の「ココカラ日記」

フリーは、うって変わって、

大人っぽく妖艶な女性に変身。

都外川八恵(カラーコーディネーター&ファッションスタイリスト)の「ココカラ日記」


SPの衣裳のような、白っぽいものや、浅いペールトーン、

明るいライトトーンはあまり彼女のイメージにないですが、
(例に、カナダのバンクーバーの時の衣裳は・・・でした)


内面も、演技の中身的にも成熟した今、
「外見的に似合う、似合わないを」はるかに超えた部分で、
自分のテイストではないものを

ものの見事に「着こなしている」とそう感じました。


プログラムの内容に、
ご自身が完全にとけこんで同化していた、
演出していたという感じです。


衣裳が仮に自分のテイストではなくても、
本人が、その中身的な部分で、
外見の部分をはるかに超えている感じ。


時に、内面の成熟は外見の個性をはるかに超えますね。
それをいい意味で感じさせてくれた彼女の白の衣裳でした。


プログラムからも、その衣裳からも、
自分のテイストをいい意味で殺せる、

女優のような、役者魂を感じました。


SPとフリーの変わりっぷりもスゴイ。


自分の持ち味を生かしながら、

一方で、プログラムの内容に応じて

どんな役でも演じきれる。


プログラムの内容を、

髪型から衣裳までトータルで演出できる、
その物語を私たちに魅せてくれる


・・・そういった「演技者」という意味では、

今回の順位にあったとおり、



真央ちゃんよりもミキティの方が

一枚上手かな!?


・・・とそう感じたワタクシでした。


ということで、女性のベストドレッサー賞は、

安藤美姫さん!!


(技の難易度は見た印象だけで、
細かいところは分からないのですが、

イメージコンサルティングという要素という意味で

判断させていただきました)


皆さんは、どんなことを感じられましたか???


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