10月1日未明
元夫が脳梗塞で急逝した。
6年前に
離婚してからは
行き来のある息子から
近況をたまに
聞いている程度で。
向こうは早々に再婚して
子供も授かり
新たな人生を歩んでいた。
わたしも過去は過去として
一切の未練などなく
男やもめにならずによかったと
そのことに安心していた。
一人っ子の息子も
距離があるとはいえ
異母兄弟が出来たことを
純粋に
すごく、喜んでおり
父への気持ちも変わらずにいたから
逢いたいときには
いつでも
逢ってねと
わたしもオープンであった。
元夫は大酒のみのヘビースモーカー
昔からもうそれは。
年齢を
重ねて確実に
体に変調があっただろうに
彼は体の声を無視して
益々その量は増えていたようだった。
強靭な内臓はそのままに
脳と腎臓だけが
耐えきれず、ついには
命尽きた
冷静で、無風な凪の海のような
わたしの感情。
これはなんなのだろう。
粟立つものも
波立つこともない。
ただ息子のことを思うと
果てしなく
切なくなる。
昨夜
『あんな父ちゃんでも
大好きだった』と涙もみせず
一言ぽつりと云った息子。
その心の中は
計り知れない。
momo

