結婚した時は今とは違う仕事をしていた旦那。
とある機械を売る営業の仕事、
お客さんの要望があれば
メンテナンスや修理もする。
忙しい時期と暇な時期があり
忙しい時期だと帰ってくるのが遅くなる時もあり、休日出勤もある。
暇な時期は定時に帰ってくる。
結婚する前から
そういうサイクルなのを知っていたし
結婚当初は真面目に仕事をしているものと思っていた。

疑問を持ち始めたのは
子供が生まれて少ししてから。
暇な時期でも帰ってくるのが遅くなり
休日出勤も増えていた。
「ノルマが達成できないから」と旦那。
私は生活の為に働いてくれる旦那に
お弁当を作り、子供と一緒にお見送りまでしていた。

「今日は忙しくて食べる時間がなかった」と
お弁当を丸々残して帰ってくる日もしばしば。
疑う事が悪い事と信じようと必死だった。

結婚当初は携帯なんて
持っていくのを忘れる事も日常茶飯事だった旦那が
携帯を離さなくなった頃、
私は「何かあるんだ」と信じたくても
疑う事しか出来なくなっていた。

2人目の子供が生まれて
1ヶ月間上の子を連れて実家に帰った時は
1度しか子供達に会いに来なかった。

疑う事しか出来なくなっていた私は
不安とストレスでおかしくなりそうだった。

実家から家に戻り、
近所の友達がお祝いをしてくれると
家に呼んでくれた。
私は下の子にミルクを飲ませて行くから
先に旦那と上の子を友達の家に。
その時、旦那は携帯を忘れて行った。
携帯に何かあると思っていた私は
旦那の携帯を見てしまった。
今までの「おかしな事」は
ギャンブル(スロット)と風俗通い。
旦那の友達とのメール内容からわかった事。

私には仕事と言いながら
友達の家で制服から私服に着替え
スロットをし、勝ったお金で風俗へ。
お気に入りの子とする事をしたら帰ってくる。
そういう生活を続けていた。

後から分かったことだが、
私と子供は風俗に行く旦那を
休日出勤で仕事に行くと思い、玄関まで見送っていた。
スロットで勝ったお金で
ステーキ店で豪華なお昼ご飯。
お弁当を食べずに「食べれなかった」と持って帰ってきていた。
朝早くから子供にミルクをあげながら、お弁当を作り
一口も食べていないお弁当を私は捨てていた。

全てがバレて
「もうしない」と謝る旦那を私は許した。

でも、それはまだまだ序の口だった。