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鹿児島の整理収納アドバイザー見習いのますみです。

母の突然の死で30代で経験することになった遺品整理。

母のモノとじっくり向き合うこの作業は、私たちの心を癒してくれる大切なステップだったと今では思っています。

急に大切な人を失う悲しみや、喪失感に押しつぶされそうな日々でしたが、そんな中でも母が私たちに残してくれた思いや、生きて行くことの意味をじっくりと考える機会を与えてもらえたことに感謝です。

四十九日を迎えるまで幼い娘2人を連れて実家に寝泊りし、突然妻を失い抜け殻となった父の精神的なフォローと

身の回りの世話と、お葬式のあとの諸々の雑用をこなしながら、遺品整理も進めました。

県外に住む年の離れた妹が予定外で長く居られたので何かと頼りになりました。

それにしてもまだ若干24歳でとてもお母さん子だった妹にとって、今回のことはあまりのダメージで四六時中泣いてばかりでした。

私がなんとか冷静でいれたのはやはり夫の支えがあったのと、まだまだ手のかかる子供たちがいたからです。

わたしの中では結婚式もできて、孫も見せられたからそれだけでも親孝行できたはずという思いが救いになっていたので、20代の独身のときに親を亡くす喪失感は計り知れないものです。

本当はそこを考慮して遺品整理はゆっくりしてもよかったのですが、私も子供たちがいるのでできるときに集中してやらないとという思いも強く、また父をこの母のモノに溢れ返った家に一人おいて帰ることもできそうになかったのでこの機会に勢いにまかせてやってしまおうとなりました。

さて、遺品整理はまず母の洋服や小物の仕分けから始めることにしました。

とにかくもったいないが口癖で捨てることができず、

片付けが苦手だった母のモノの量はすさまじく

洋服タンスや押入れから

タグつきの新品の洋服、同じデザインの洋服、何年も使っていないバッグ

などよくこんなに収納していたなと思うくらいいっぱい出てきました。

母が良く着ていた洋服を整理するときは、妹とこの服着てあそこに行ったよね~

とか

おしゃれに無頓着な母だったので何度言っても上下柄モノとか着てさ、私たちに突っ込まれてたよね~

と思い出話に盛り上がったと思ったら

一人で泣き始める妹

黙々と作業する私

という流れでした。

いつも実家の片付けに口出しし、母に文句を言ったり、勝手にガンガンモノを捨てていた私もさすがに思い出が邪魔をして手がとまることも多々ありました。

けれど今しなければまた気持ちの整理がつかなくなるかもしれないと思い処分するのは母の気持ちではなく単なるモノなんだと言い聞かせながら進めました。

ブランド物やちょっと良いスーツ、ワンピース、ジャケット、新品のものは親戚に形見分けとして残し、

私と妹が着れそうものはパジャマに

思い入れのあるものは思い出ボックスへ

それ以外はごみ袋へ仕分け、なんとか終わりが見えてきました。

新しいスペースができたのでここに新しい幸せが舞い込んできますように

と思いを込めて洋服の整理は終了しました。

が!!!

また別の物置から大量の洋服が入った衣装ケースが出てきたときには

どんだけーとなりましたが。

しかももう10年はきていないようなものばかりでした。

おかあさーん!!!!

勘弁して!!!!

となったのは言うまでもありません。



写真は、四十九日の法事のあとに叔母たちに形見分けをしたときのもの。
洗濯し、アイロンがけをしてお店のように並べて叔母たちに自由に選んでもらいました。
もちろん、無理強いはしたくなかったので、ほしいものだけあればどうぞと言っていたのですがきれいさっぱり全部もらってくれました。

そして、とても喜んでまるでセールの後のように両手に紙袋いっぱい持って帰っていきました。

使ってもらえるのが母にとってもモノにとっても一番の幸せだと改めて感じた一日でした。






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