車の中で
近場を走らせ、またまたドライブ。
しばらくすると海斗が車を止めた。
ここは?駐車場ではなく、広い広場。
舗装はされていない。
周りには何もなく、車もひと気もない所。
海斗 「りん、お願い!Hしたい」
(えぇ~ここで?車でってこと?!)
私は今まで車の中でHをしたことがない。
外でするのも車でするのも何が嫌かって
誰かに見られることだ。
そう考えるととても集中できない。
何度か誘われることはあったが、いつも断ってきた。
海斗 「お願い!」
(う~ん、どうしよう・・・)
(確かにここは誰も来そうにないけど・・・)
(でも・・・でも・・・)
迷いに迷ったが、
海斗のあまりの頼みっぷりに、折れてしまった。
今なら絶対にしないのだが。
助手席のシートを倒し、
海斗が私の上にかぶさってきた。
あっという間に服を脱がされ、海斗もすべて脱いだ。
しばらくの愛撫のあと、挿入。
初めてのカーセックスだった。
海斗が動くたびに車が揺れる。
次第に窓がガラスも曇ってきた。
まるでタイタニックの1シーンのように。
こんなところでSEXをしている・・・
はずかしいけど、興奮してしまう。
海斗 「りん・・・イクよ!!」
そう言って海斗は私のおなかの上に果てた。
星空
ある日海斗とドライブに行った。
今日は私の車でお出かけだ。
でも運転はしてもらう。
遠い所にある岬に行ってみた。
灯台が建っているだけで他になにもないのだが
夜になると周りが暗いせいで、星がきれいだ。
灯台に着く。
本当に暗く、そしてめずらしく誰もいない。
空を見上げる。
(すごーい!!)
空一面が星空だ。小さい細かな星もちゃんと見える。
りん 「すごくきれいだね」
海斗 「うん」
星空に包まれてロマンチックな感じだ。
そして私たちは相変わらず長い長いキスをした。
海斗が私を膝の上に乗せ、後ろから抱きしめる。
しばらくしてスカートの中に手を入れようとしてきた。
りん 「海斗、駄目だよ」
海斗 「したい」
りん 「ここで?誰かに見られるかもしれないし、駄目」
海斗 「誰もいないよ」
りん 「外は嫌なの!」
そのあとも何度かお願いされたが、断固として断った。
海斗 「・・・そっか・・・わかった」
さすがにこんなオープンなところではできない。
て言うか、野外ってこと自体無理です。
りん 「寒くなってきたから車に戻ろうか」
そう言って私たちは岬をあとにした。
友達に紹介
今日も海斗とデート。
一緒に買い物をしたり、ご飯を食べたり
ぶらぶらと過ごす。
途中友達の綾香に渡すものがあったので、
家の下まで寄ってもらった。
綾香が降りてくる。
前はよく一緒に飲みに行ったりして
毎日のように会っていたが、
私がクラブに行くようなってからは久しぶりだった。
でも仲を悪くしたわけじゃなかったので
海斗(彼氏)のことは報告していた。
綾香 「久しぶりだね。元気だった?あっ!彼氏?」
りん 「うん。彼氏の海斗だよ。海斗、こっちは綾香。」
海斗 「はじめまして~」
綾香 「はじめまして。よろしくね」
初めて彼氏を友達に紹介した。
なんかうれしいような、恥ずかしいような気持ちだった。
その夜、綾香と電話をした。
綾香 「かわいい感じの彼氏だったね」
と言ってくれた。
りん 「ありがと。でもまだなんとなくというか・・・
本気で好きかはわからないんだよね・・・」
綾香 「そうなの?でもそれでもいいんじゃない?」
綾香に言われて「そっか。いいんだ・・・」と
少し気が楽になった。
でも会うたびに好きになっているのは確かだ。
私たちはまだ始まったばかり。
これからが大切だ。
数日後、夜か海斗から連絡があって
今友達とふたりで居酒屋で飲んでいるから
おいでと言う。
(海斗の友達?私会っていいの?)
彼氏の友達に会うのってうれしいことじゃないですか?
ちゃんと彼女として紹介されるってことは
二人の仲を公認(?)にするってことですから。
海斗 「俺の彼女、りん。かわいいだろ」
そう言って友達に紹介してくれた。