癒やしの過程に、スキップはありません。
階段を上るように、
段階を踏んで、
癒やしの過程を進んでゆきます。
わたしのヒーリングは、
まず、吐き出すことから始まります。
抑え込んだ感情、
飲み込んだ言葉、
なかったことにした記憶、
そんな諸々を吐き出してゆきます。
ここが、第一段階です。
この第一段階の際に、
ひとつ、お願いがあります。
吐き出したそれらは、
けして悪ものではないこと、知ってください。
そんな諸々は、
これまでのあなたを、
守るために、
保つために、
生存させるために、
必要なものでした。
でも、それはもう、不要となりました。
だって、あなたは、新しく変化しているから。
だから、「ありがとう」と感謝して、お別れしましょう。
不要なものは出して、出して、出し切って、
身軽になりましょう。
その先へ進むために。
不要なものを出し切る過程で、
カウンセリングが行われます。
潜在意識のカウンセリングと言うのでしょうか。
顕在意識が眠りについた状態で、
深層心理を感じ取り、
そこに寄り添います。
クライエントさまは夢うつつの状態ですので、認識されることはないですが。
深層心理の変化は、たしかに起こっていることを、ヒーラーは感じ取っています。
身軽になったところで、
癒やしの第二段階がはじまります。
ここまでくるのに、ヒーリングを2〜3回ほど、繰り返します。
ひとによっては、この前段階となるヒーリングが必要な場合もあります。
例えば、
身体の状態が崩れている場合は、まず、ボディーコンディションを整えることに、ヒーリングエネルギーを使います。
「氣(エネルギー)」が乱れている場合は、そこを整えることから始めます。
(他者の念を受けている場合は、そこをクリアにし、自身本来に戻ってからとなります。)
身体や、エネルギー状態が整ってから、潜在意識のカウンセリングに入ってゆきます。
癒やしの第二段階は、「氣づき」です。
過去から学んだ「思い込み」に「氣づく」作業を行います。
この「氣づき」を観察するのが、ヒーラーの役目です。
他者が観察することで、「氣づき」は意識付けられ、現実のものとなります。
それは、量子のよう。
見えない波が、意識付けられ、見える粒となるように。
「氣づき」が起こると、第三段階、「感謝」へ向かいます。
すべてを受け入れ、腑に落ちたとき、
湧き起こるのは、「感謝」です。
この「感謝」が湧き起こったとき、
ヒーリングは、終了となります。
この過程を辿る中で、「好転反応」と呼ばれる症状(現象)が起こることがあります。
「好転反応」は、心身がもとの良好な状態に戻るときに起こる、一時的な反応です。ですので、心配することはないのですが、
「好転反応」だとの認識がないと、いたずらに不安や心配を抱いたり、不要な対処療法を受けたりすることもありますので、ご注意くださいね。
メンテナンスや、エナジーチャージによるヒーリングは、単発でよいです。
そのペースも、その方にあったペースでよいです。
1ヶ月に1回、というように、定期的に受けてくださる方もいれば、
思い立ったとき…2〜3ヶ月に一度、半年ごと、ふと思い立ったとき、など、ペースは様々です。
心身に何らかの課題を抱えている場合は、続けて数回のヒーリングが有効となります。
癒やしの過程を辿るために、頻度を上げてゆくのです。
ひとつの課題を終了すれば、しばらくは、メンテナンス&チャージで充分となります。
白石庸子