大地君って田島君的扱いかなとか前書いた気がするけど、
性格とあしらわれ加減はある意味三橋君に通じるのかもしれないですな(笑)
うん、なんか今日の記事はですね。
あんまりおお振りに関係ない思い出話になってしまった。
お暇な方だけどうぞw
あだ名で呼ばれる先輩、ってどういう人ですか?
なんて聞かれても、多分その人とか、その人がいた部活とか、その先輩とか、そんなんでいろいろ違うと思うんですけど、
とりあえず自分の経験したクラブ2つでのお話なんかを。
中学の時は女子バスケ部でした。
上下関係にはものすごく厳しいトコでした。
こう、廊下の向こう側にもし先輩の姿を視認したらですね、
相手が気づく前に「こんにちはっ!」とお辞儀しないとダメでした。
声が小さくて聞こえないとか、先輩が気づくより気づくのが遅かったとか、礼の角度が甘かったとか、それ全部あればその日のミーティングで叱られるんですよ。
んで、「あたしも昨日栞に無視されたわー」「あたしも」とか、余罪とか追及されようものなら、一人で部室掃除とか、空気椅子5分とか、なんか罰を食らいます。
ていうかそもそも、そういうときのミーティングは「そこに正座」ってコンクリの部室の床に正座させられるとこから始まります(笑)
んで、叱られる子の数が二人以上なら、「1年、連帯責任ね」と主将が言い出し、同学年全員が罰を頂戴することになりますw
バスケがそんなに好きじゃない子なら、そんなの耐えられないでしょうし、ばかばかしくなるでしょうから、普通にやめていく子もいました。
残る子ってのはまあ、バカバカしいよなーとは思うものの、ここをやめたらバスケできないしとか、チームメイトもおんなじだし、とか、やりはじめたことを途中でやめるのもヤだから、とか、その程度にはバスケが好きとか、そんな感じですよ。なんだろ、漫画とか小説みたいに、やめる奴はダメだとか思う人も実はそんなにいないと思うんだ。うん、まあ、気持ちもわかるけど、自分はこっちを選ぶよ、くらいの感じでしたね、個人的には。
んでまあ、なんかで帰り道が一緒とかになって先輩と話をするとかなると、もうこれは普段の会話の100倍の緊張感です。言葉づかい、話の内容含め何一つミスを犯してはならんのですw
「○○さん」っていう呼び方は、うちのクラブではNGでしたね。
なんだろ、男子だったら違うけど、女子だとクラスメイトとか後輩でも普通に使う尊称じゃないですか。だから先輩相手は「○○先輩」以外はNGでした。うっかり○○さんなんて呼ぼうものなら確実に空気椅子コースですw
んで、先輩の子にも当然ニックネームついてる人はいるんですよ。
ついてなくても、先輩どうしは名前で呼び合ったりしてるんですよね。
んで、仮にカグヤンと呼ばれる3年生の先輩がいたとします。
1年だと、カグヤンって呼ばれてることは知ってても、「加具山先輩」
以外はありえないんですが、2年になると、あだ名のついてる先輩は「カグヤン先輩」、ついてない先輩は「直人先輩」って呼ばないとダメってことになります。
んで、だから自分が入ったときに3年だった先輩は当然自分が2年になる前に引退しちゃうので、名字呼び以外で呼ぶ機会はないんですよ。
引退後は、もともと親しかったり何かで親しくなったりしたときには「カグヤン先輩」だろうが、
「カグさん」だろうが、その先輩が文句言わない限り別にどう呼んでもいい。
いや、どっかに書いてあるとかじゃないんですよ?w
どういうイミかなんて聞かれても、誰もこたえられないか「バカバカしいしきたりだよ」って答えるような、
暗黙の了解的なもの。ただし無視しようものなら地獄のお仕置きつきw
んでですね、後輩側のキモチとしてはですね、呼べるようになったら「カグヤン先輩」って呼びたい!ってヒトと、やっぱり「加具山先輩」だよなあってヒトが居るんですよ。これはもう、それぞれ確実にw
その理由も色々で、単純にバスケ上手い人のこともあるし、厳しいけどすごくよく教えてくれる人のこともあるし、後輩には無茶苦茶だけど、でもすごく根性ある人だったり、カオが好みだったり(笑)。
名字のままでもいいなーと思う人は影がものすごく薄い人、
またはなんかこう、口数が少なくて近寄りがたい人かな。
でもそういう先輩も、2年になったら「直人先輩」って呼ばないと、お仕置きが待っているんですよ。
先輩が後輩を呼ぶときにも、あだ名に関してはルールがありましてですね。
新入部員に対しては当然全員最初は「榛名さん」。
で、ずっと誰にでもそのままな先輩もいれば、呼び捨てにしたり、ヘンなあだ名を全員につけようとしたり、そんなことはしないんだけどそのうちニックネームや名前で呼んで来たりする人もいるんですが、
でもそれも、3年生から解禁て決まってるんですよ。でも3年は1年には全員、名字に「さん」なんです。いくら親しくなっても、個人的に気に入った子がいたとしても。
3年になったら1コ下の学年…つまり2年生には呼び捨てとかあだ名をつけてもいいことになってるけど2コ下はダメなんです。
んで、2年生が1年生をあだ名で呼んだりしてたら、3年の先輩に「あんた生意気」ってシメられますw
謎でしょう?w
実際自分でやってたときは、「へんなのー」って思いながら、
でも逆らうと色々罰をくらいますので、思いながらもそのしきたりどおりにしてましたけど、
でもこれ、高校に入って上下関係がアバウトな弓道部に入ってから、
ああ、アレは結構ヤサシイルールだったんだなあ、って思ったのです。
「自分だけ先輩にあだ名とか名前で呼ばれないな」
「自分だけ後輩にあだ名とか名前で呼ばれないな」
「自分には廊下で会っても挨拶もしてくれない」
「1年一緒にやってきた自分より、あの1年のほうがスキなんだな」
「やっぱバスケ下手だからバカにしてんだ」
「自分いてもいなくても、一緒じゃない?」
なんて思う子がチームにできる機会を減らす方向に働いてて、
「でもあの子はスキだからあだ名とかで呼んだり呼ばれたりしたいな」
って個人的な希望は全員1年待てば叶うっていうね。
みんなちょっとずつガマンして、凄く嫌な思いもするんだけど、
一人でも「そんなくだらないコト」で「自分ダメだからここに居ちゃダメなんじゃないかな」って思いをする人が減るように、っていう優しいルール。
で、それは「チームメイトには差別なく平等に仲良くしよう」という標語を表に掲げてみんながそれを意識するとかよりずっと、
ほとんど誰も気づかないまま、気付かないからこそうまく機能してたんだなーってね。
もちろん、このしきたりやらルール自体で「こんなとこにいちゃダメになる」ってやめていく子もいるんだから、
これが一番だよ!とかいうんじゃないですけど、これがなかったら3年間やり通せなかったかもしれない子もいるんですよ、たぶん。
そして、そういう子がいたときの部で、なんとなく「後輩はみんな苗字で呼ぶことにしようよ」とかって誰かが言いだして、それも別にその子のためとかじゃなくて、なんか自分がイヤとかだったのかもしれないけど、
んでそれがみんなに受け入れられて、受け継がれていって、もうどうしてそういうことになったのかわからなくなっちゃった代ではわからないままにみんなそれをやってるから、そういう子ももう居なくて、
だからもう誰も全然理由なんてわからなくなっちゃってるんですよw
先輩は確かにえばってましたけど、権力を得てえばりちらす自分ってどうよ、とか、その前には1年えばられるわけですし、逆に「先輩タスケテ」と言われたらなんで自分がと思いつつも助けなきゃいけないとか、
そういうある意味貴重な体験学習もできるわけですし
……なんで、時々どーよということはあっても、最終的に最後までとんでもない子もいませんでしたねー、
多分、自分も含めてw
自分はあんまりバスケ上手い子じゃありませんでして、
3年でやっと試合出れたけど、それまではずっと補欠の子でした。
練習で、週に1回最後に試合形式の紅白戦がありましてね。紅組がその時点でのレギュラー、白組がその時点での準レギュラー、っていう試合なんですが。
んで、1年生のおわりくらいのときにね、紅白戦でね、監督が何を思ったのか普段はそんなことしないんですけど、1年坊も含めて全部順番にコートに入れたんですよ。次々交代させてね。
んで、あ、なんか今日は全員出す気なのかあ?ってみんな途中でわかってね。
そんで、ぐるぐるメンバー交代しながらその試合終わったんですが…自分呼ばれなかったんですよ、
監督に忘れられててww
もうなんか、どうしようもなく泣きたい気分でね。なんだろ、監督め、忘れやがってっていうより、
ナチュラルに忘れられる自分の実力のなさとか、そういうの色々で。
これはさ、もう、監督のいじめだとかそういうのじゃなくても、客観的にみても自分実力的に部には一番必要ない人間で、やめたほうがいいってことじゃない?みたいな。
そしたら、キャプテンがね、すげー唐突に監督に詰め寄って、
「お願いします、もうこんなことしないでください!」って叫んだんですよ。なんか泣きながら。
で、ほかの先輩も、「お願いします!」って頭さげて、なんか知らないけど、自分まだ泣いてないうちから泣いてる子とかいて、同学年の1年の子の中には、今日はみんな初めて出られてよかったねえって最初思ってた感じの子たちもいたんですけど、その子たちも何が起こってるのかすぐ気づいて泣き出して、もうわけわかんなくなって一緒になって泣いちゃいましたねー。
あー、自分だけ呼ばれなかったこと、先輩たちみんな気づいてたんだあ、って。
監督はでも、いきなり責めるように取り囲んで泣き出す女子中学生たちに
わけわかんなくてぽかーんってしてましたよ(笑)
まあ、でも、ぽかーんってしてたってことは、わざとやったんじゃないって自分にもみんなにもわかったから、
だからそのあともやってけたんだろうけど…w
うちの監督って身長180くらいの大学でバスケやってたごついにーちゃんだったんですよ。
めっちゃ恐かったw
もうね、なんかね、その監督にむかって叫んでくれた当時14歳の女子中学生だったキャプテンのことを思うとね、今でも100メートル先から礼しても空気椅子命じられても代わりに宿題やれって言われても
おkです、先輩って感じですよ(笑)
次の日から急にバスケ上手くなったりすることはもちろんなかったけど、でも、がんばろうって思いました。
ま、別にお話の中だけじゃなくても、
そんなドラマみたいな出来事って、たまに人生に存在しますよな…w
高校の弓道部はそういうとこは完全に自由でして、
みんな好き勝手にスキな先輩には敬語ヌキでタメ口きいたりしてるトコでした。
そんな中でそういう差を感じて、でもガマンしてた人もいると思います。
「あ、○先輩居たの」ってくらいおとなしい人とかふいっとやめていく人はやっぱりいましたからな。
まあ、中学生と高校生の差とか、個人競技とチーム競技の差とかそういうのもあるんでしょうけど。
弓道は団体戦をしてても実は個人競技というスポーツですからな。
だれのせいで負けたか、誰のせいで勝ったか、だれにでもわかります。
あ、自分バスケも弓道も好きですよ、どっちも同じくらいw
どっちが上手くできたかっていわれれば弓。
どっちががんばったかっていわれればバスケ。
皆名前で呼び合おう、ってルールになってる野球部とかへんだと言う人もいますけど、
多分、そういう野球部でもそこに集まった子たちが色々考えて、何年かしたらたぶん、
けして表には出てこない暗黙のルールがそのうちできあがっていくのだと思います。
こう、例えば、野球してるときは名前だけど、校内で会ったときは○○先輩と呼べとか、
なんかそういう、細かい奴ねw
その中に、そのルールの影で傷つく人を守るための、優しいルールがあるといいな。
うーん、なんかまた長くなってしまったぞ。
始めはこのへんちらっと話して、「イッチャン先輩」とか「岩先輩」とか榛名君の「心でカグヤン」の話をする気だったんですがw
……人これを本末転倒と呼ぶ。
……まあ、そういうことって現実にもあるよねーって思うと、自分にはイミないと思える「しきたり」だの「迷信」も、ぽんと否定する前にやっぱりもう一度色々じっくり考えてから判断したほうがいいんでしょうねー、みたいな話ですw
