Utopic Ectopia


アフタヌーン2009年12月号のおお振りより。


ひょこひょこ歩く阿部君を心配そーにちらちら確かめながら歩く三橋君。

それに向かって前向いて歩けとか阿部君がもう言わないところが好き…と、

以前もどっかで言った気がする、そのシーンw


ARC対武蔵野の試合を見終えて、
「俺、榛名さんにききたいことあるから、行こう」と阿部君に言い出す三橋君。
会いにくいな、コールド直後だぞ。こいつもほとんど知らない奴に一体何訊くつもりなんだか…
なんて考えながらも三橋君についていく阿部君には、
ホントはどうしようもなく訊きたいことがあるわけで…


三橋君はといえば、実は俺がききたいことがあるからって言えば、阿部君を連れていける、
と思って訊きたいことを逆に探したのかもなあ。
いくら三橋君が不思議回路の持ち主でも、機会があれば触ってみたいとは思っていたとしても、
振りかぶる決意をするのに何が何でも今榛名君の筋肉に触ることがどーしても必要だとか

考えたとは思えないし(笑)


普通だったら、
「なんか、いい口実無いかな…あ、そうだ、筋肉に触らせてくださいとか…うう、変かな」
とかでもなんでも、なんかモノローグとか入りそうなところなんだけれど、
こういうところに限ってモノローグが入らないのがおお振りだなあ、と(笑)



そしてまあ、「いや、三橋はやっぱり第一には筋肉に触りたかったんだよ」と思って見ても、
「いや、やっぱり阿部と榛名の関係をどうにかしてやりたかったんだよ」と思って見ても、
どうにも取れてしまうあたりがホントに演出の妙というかなんというかw



榛名君に会った後の帰り道、やっぱりチラチラ後ろを振り返りながら歩く三橋君に、
「お前結局榛名に何訊きたかったんだ」って尋ねる阿部君。
これも、何にも書いてないんだけど、
もしかしてコイツ、俺のために?みたいなことをちらっと思ったのかもしれませんね。

まあそんなこと思いついても普通はなんか自意識過剰な発言っぽくて

直接訊けないのはいかにも現実的なんだけど、
漫画だと「もしかして俺のためか?」「うん、そうだよ!」とか言い合っててもそんなに違和感無い…というか、
そっちが普通に思えるから、「ああん、もう!」ってなりますよねw


でもまあホントに自分は三橋君の謎の質問に付き合って榛名君に会いに行っただけだと思ってたなら、
あの三橋君の説明では何も納得もできないだろうし、
一晩たって三橋君に「あのさあ、俺榛名の邪魔してなかったよな?」なんて
自分の個人的な話を尋ねる阿部君もなかったろうし。



阿部君の怪我やら、モモカンのクッキング大作戦やら、武蔵野の快進撃やら、
いろんなタイミングがいい方向に重なっている感じで、

振りかぶって投げることで球速を増そう、4つ目の変化球を春大までにモノにしよう、と、
ちゃんとバッテリーとしても一つずつ新しい「未来」に向かう目標を出し合って。


なかなか相棒っぽくなってきたじゃないですか。


まあ、そういうわけで結構好きな回でありますw




コミックス感想の記事やら榛名君の記事やらで個人的な所感はこしょこしょ書いたのでまあ、
今回はそこはおいておいて…


榛名君が「負けに不思議ナシ」とかさらっと言うのがなんか面白かったですね。
なんか、野村監督の書いた本の題名「負けに不思議の負け無し」のやつですよねw
野村さんが考えた言葉じゃなくてもとネタはある言葉みたいですけど、
なんか榛名君もそんな野球選手の書いた本とか読んだり、

もしくは読んだ誰かが言ったのを覚えてて引用したりするのかーって思いました。
ほら、なんかこう、偉いといわれてるヤツの言葉なんかに耳を傾けたり気安く尊敬したりしないぜ、
俺の神様は俺さみたいに思ってそうなイメージありませんか、この人w
でも、戸田北の監督さんが来たら、榛名君も帽子とって、ちゃんと挨拶するんだよねえ(しみじみ)

そんで監督さんやキラキラ見つめる後輩の前で

バツ悪そうにする榛名君の顔を見て、さりげなく三橋君と一緒に席を外す阿部君と、

しっしって追い払われる秋丸君がなんだかw


まあそう思うと、阿部君との会話も、三橋君と秋丸君がいたおかげでちゃんと言いあえたことも、

いたために口や態度に出せなかったことも双方ともあるんでしょうけれど。

春大の試合のあと、もし阿部君が待ってたら、榛名君は何を言うつもりだったんでしょうねw



Utopic Ectopia

このツーンってワンピースのアレですよね?w