Utopic Ectopia-高瀬準太


他所様で原作高瀬君を見てたら描きたくなってしまったのでw
あの、田島君をシンカーで打ち取ったときの「おら!」って奴
のつもりw



俺はシンカーはあんまり好きじゃない


こんなおそい球決め球に使うのは
やたらドキドキすっから本当はイヤなんだ


でも和サンがいいっつうから投げてきて
桐青のエースになれたんだ


和サンもシンカーも


信じて

投げろ!!



和サンが引退したあと、違う捕手と組むことになっても、
きっと高瀬君は信じてシンカーを投げる。

和サンが信じてくれたシンカーも、投手としての自分も、
もう二度と自分の実力や自信不足でダメなものにしてしまうわけにはいかないから。



和さんが信じてくれたシンカーは打たれない、俺が打たせない。



捕手が尽くした分、投手は信頼で返すんだよ、って
なんかそういうお話なのかもしれないですね。

実際に打たれたからそんなスゴイもんでもないじゃんとかそういうことじゃなくて。


全然違う人の違う思いなんだから全く同じじゃないんだけど、
みんな人間だから、どっか似てるし重なる…ってのはおお振りとかに限らないお話だけども、

高瀬君とシンカーと河合君の関係は
三橋君とまっすぐと阿部君の関係にもきっとすごく似てますよね。


「夢って叶わなかったらダメなのか?」とか、

「あんたらは負けてねぇ!」とか武蔵野の榛名君や加具山君たちの話にもどっか通じるかもしれない。


そんなに強い「信頼」やら「忠誠」やらを誰かや何かに感じることなんて
厳しい宗教もなく、王様に忠誠誓ったりしちゃ絶対イケナイことになってて、
海の向こうはキナ臭くてもこちらは平和な現代日本の一般人には大人になってからはほぼないし、
一番たくさんの人が共有できる似ている感覚は「恋愛感情」だったり「友情」だったり、

スポーツやら仕事やらしてるときの一体感だったりする。


でもやっぱりそれもどこか似てるところはあってもそれぞれは違うモノだし、場合によってはいくつか混ざってたりするから、何かに決めつけられるとそうじゃない、全然ちがうって怒り出す人とかいてねw

あとは強い感情はどれも強すぎてはみ出すとその人や周囲に迷惑なものになっていくこともあるから。


信頼や忠誠も突き詰めたら「俺が命令すれば兵士は死を恐れない」「もちろんです閣下!」みたいな話になっていくから、それを許す社会状況を想像させること自体に拒否反応示す人もいる。

現代日本の社会状況でものすごく強いそれを持つ可能性がわりと誰にでもあって、本人にも相手にも周りにも迷惑じゃなくて認めてもらえる形を探せる可能性があるのは「恋愛」ですかね?

でも逆に、だから本人にも相手にも周りにもどうしようもなく迷惑な形までいきついた実例が身近な現実にゴロゴロとあるのもそれでw


でも、自分がまだ子供で感情を抑えなくても大概は許されて、自分をとりまく世界もまだ小さい時代には、

機会さえあれば特に困ったことにもならずに全部の感情のマックスを経験することができる可能性があるんですよね。

お菓子取り上げられただけで、世界が滅亡するほどの絶望を体感できるとか、そういう感じでw

もちろん、幼い子にはわからない種類の感情ってのもあるわけで、

高校時代っていうのは年齢的に、そういうのの一つの境界線の時代でもあるんでしょうが。



んで、例えば↑みたいに閣下のためにすみっこで爆死してる兵隊さんとかも、

そんな風に人をコマみたいに扱う社会は間違ってるとか、ただの犬死で満足なわけないとかいう議論とは全く別に、
その人がほんとうに望む自分としての絶頂を味わって死んだなら、それは「その人にとってはイイ人生」だったでいいんじゃない?みたいなね。


こういう言い方と例だとそれはちがうよって言う方もいるかもしれないけど、

わりと誰でもそうかもねっていう表現に言い換えれば、

「みんなちがってみんないい」とか「世界で一つだけの花」みたいなお話と実はまったくおんなじ話だったりする。

甲子園にはいけなかったけど、今の自分をすごくイイと思う、って言う加具山君はだから、

この幸せ者め、でいいんだよ、みたいなねw


ちなみに話はそれますが、理系文系とよく言うけれど、今のが「実はまったくおんなじ話」だというのが理解できないのがエセ理系で、おんなじ話だというイミは分かるけどだからといってそれに何の意味があるのかわからないのがエセ文系です(ぁ

まあ直接おお振りに関係ないへんに真面目な話はこのくらいとして、

そういえば桐青戦で高瀬君がバッターで入ったときに、
「こいつら遊び球少ない気がする」
って思うシーンがあって、あれが何となくすごく高瀬君らしいなあと思ったんですよ。

「こいつ」じゃなくて「こいつら」っていうのが。


田島君なんかがたとえば今の試合で上代君を見てた時には投手しか見てなかったし、

ほかの選手もおおむねピッチャー自体を見て攻略考えてる人のほうが多いですよね。

とくに意識しろと選手皆が言われていた美丞戦はちょっと事情が違うとして、

いつでも捕手のリードを大きく意識してたのは、自分の覚えてる範囲では阿部君、河合君、倉田君…と、

やっぱり自分が捕手の人がメインだったような。

捕手だけど大地君が入ってないのはまあ…多分誰にも何も言われない気がする(ぁ


まあ、完全に捕手のリードの通りに投げられる三橋君みたいな人、現実にいないんだからそれで普通と思うんだけど、それでも高瀬君にとっては打者の相手は「投手」じゃなくて「バッテリー」なんだなあ、っていうのが、なんというかとっても彼らしいよなあってw