劣等感で苦しんでいた自分からの脱却 | cocoharelissのブログ

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心理カウンセラー
メンタルトレーナー
自己肯定感アカデミーの認定講師
日本アンガーマネジメント協会アンガーマネジメントファシリテーター

このブログを見て、少しでも前向きになって頂けるような、気持ちが楽になれるような【お言葉】をアップしていきます。

劣等感で苦しんでいた自分からの脱却!!

先日のコーチングでの事です

クライエント様は【劣等感】で悩んでおられました。

お話を聞くと

学生の頃勉強してこなかった
大学でも卒業するための単位はとったが勉強してこなかった
もっと若い時に勉強しておけば良かった
こんなアホじゃなければ、もっと出来るのに・・・
エリートになりたかった

どんなに頑張っても満足できない

普段は意識してないけど、ある時突然こんな思いとなり
ガクーんっと落ち込んでしまう

どうしたら良いのかわからない

という内容でした

時折、涙を流されてました。

30分程このお話を聴き色々な会話のあと

「劣等感の反対は優越感ですが、優越感で満たされると、その劣等感は克服できそうですか?」
表裏一体のお話をさせて頂きました。
「優越感で満たされたら、そこで満足してしまい成長できない」
「僕は常に成長していたい」

彼の口から「常に成長していたい」という思いが聴けました

「何を達成したら、満足でき、劣等感がなくなると思いますか?」

「何を達成しても、変わらないと思う」

「現状維持は後退、現状に満足せず、昨日の自分よりも今日の自分が成長することを常に考えてます」

「ん?あれ?」

「劣等感があったから、頑張ってきたんかも・・・」

「劣等感ってアカンことやと思ってたけど、これで良いのか」

「あれ?」



劣等感はマイナスのイメージがありますよね。

いわゆるコンプレックスも同様です。

他の人や、理想の自分よりも現状の自分が劣っていると感じる感情です。
容姿や成績、体力、社会的地位など人により様々ですが
成長過程においては多かれ少なかれ誰しも経験する感情です。

人が成長する時には

自ずから、理想や目標を掲げて成長する人もいれば
悔しい思いや、辛かった出来事があり成長する人もいます
他者との比較をして、負けずと成長する人もいます
彼のように、理想の自分を追いながら成長する人もいます

人それぞれ、自分を奮い立たせる元は違いますが

マイナスと思われている感情(ここでは劣等感)も

捉え方を変えることにより、糧となり原動力となります。

劣等感を受け入れてからの彼とは、その後目標を決め
コーチングを無事に終えることができました✨

コーチングを終えた彼の顔はイキイキとして

「心の奥にあったどんよりしたものが消えて、前向きになれた」
と笑顔でおっしゃってくれました😊


私が1番嬉しい瞬間です✨

コーチングをしながらカウンセリングも出来ること
この上ない幸せです🌈

私自身も彼の「現状維持は後退」という言葉に

感銘を受けました。学び続けること改めて決意出来ました✨

皆さまにも、何か妨げになっていることなどないですか?
コーチングでは、目標や目的が明確になっていなくても
一緒に考えていくこともできます✨


皆さまにたくさんの幸せが訪れますに🌈