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皆さん、こんにちは!
「心をこめて、幸せのお手伝い」
フリーアナウンサー、
コミュニケーション講師、
ハッピー笑くぼ 瀬川こうこです。
【宮沢賢治さんの作品に思いを馳せて 大迫】
2022.10月1日
「宮沢賢治足跡トレッキングツアー」
に参加して来ました
早池峰賢治の会 会長の浅沼利一郎さんと、
宮沢賢治記念館の塩野夕子さんを講師に、
花巻市大迫地域の
賢治作品に出てくる場所と言われる、原風景を
バスと足で訪ねました。
宮沢賢治さんの童話、80作品を
これまでラジオ(FMワン)で朗読して来た
私にとって、興味深いツアーにワクワク
①「注文の多い料理店」の原風景と言われる
大迫町内川目の「猫底」
猫底は昭和初期頃まで、金山があり
1,000人程の人々が住んでいたそうです。
(青い目の小さな人、大きな体の人)
私の身長より小さな鳥居が幾つもある神社を歩き、
鉱山師達の生活や大変栄えていた
当時の様子に思いを馳せました。
いくつも並んだ小さな鳥居が、
まるで注文の多い料理店に
何枚も出てくるドアのように感じられました。
②「河原坊登山口」では、
賢治さんの詩「下背に日の出をもつ山に関する童話風の構想」 の一部が刻まれた「宮沢賢治詩碑」を見学。
なんと賢治さんは早池峰山を
「巨きな菓子の塔」と表現しているんです!
私は1回しかよじ登っていないけど、
私には厳しい岩の塔だったなぁ〜、
賢治さんの早池峰山への愛を感じました
③河原坊を下って岳川に降りて行くと
「どんぐりと山猫」の原風景、
「笛ふきの滝」と言われる「笛貫の滝」
途中には、こんなふかふかの苔地帯が
見られます。
笛貫の滝は、かつては岩穴を通り抜ける水が
笛のような音を発していたそうですが、
今は岩穴が壊れ音を聞くことは出来ません。
でも、やっぱり、やってみたい!
笛貫の滝に向かって
「おいおい、笛ふき、やまねこがここを通らなかったかい」
と、一郎になりきり叫んでみました!
が、滝の水音が大きくて、
声は消されてしまい返事もありませんでした。
④「台川」「やまなし」の原風景、
岳川の支流、折合沢の上部、鶏頭山の西側中腹にある
「七折の滝」
今回の難所!
岳方面から山を登って行きました。
トレッキングと、甘くみていた私。
日頃の運動不足、
これはトレッキング?登山?
一歩踏み間違えたら、谷底に落ちてしまう
細い山の斜面を歩き、
川を渡り、
いゃ〜、しんどかったよー
ツアーのお仲間から
トレッキングポールを1本お借りして、
重い体を反省しつつ、
ひーこら、ひーこら、
皆さんについて行きました。
やっと辿り着いた「七折の滝」
直角に跳ねる水の見事なこと
「水の跳ね返る所」(台川)
達成感は200%!
岳川(稗貫川)には、
日本にはないと言われる白い岩、結晶質石灰岩が
大小あちらこちらにありました。
「やまなし」に出てくる
「底の白い磐の上でうつくしくゆらゆら
のびたりちぢんだりしました」
の文章と同じ景色を見る事が出来ました。
もう一ヶ所「水尻」に行く予定でしたが、
今回は時間オーバーで断念。
「宮沢賢治足跡トレッキングツアー」
お天気は最高
私の足はもう攣りまくりで大変でしたが、
賢治さんの詩や童話の原風景を
直接見る事が出来て満足でした。
浅沼さんから色々な解説、お話しも聞けて楽しかった
花巻市民でも、全部初めての場所で、
参加して良かった
今後の賢治作品の朗読のイメージも膨らみました。
主催者の皆様、お世話になりました。
ありがとうございました!