リカは、申し訳ないくらい不義理なほうなんだけど。
幸せなことにリカのお友達は、みんな、とびきり素敵。
そんな素敵なお友達の一人、ワンコとの再会。
大学のときのバンドの仲間で、ドラム担当。
ワンコといるととにかく、笑う。
笑う笑う笑う。
『自称:いつもちょっとだけ不幸』なリカのことも、とりあえず笑い飛ばしてくれる。
いやー、いくつになっても変わんないね。
ほとんどふざけて話すけど、たぶん、感じることが一緒。
*(例えば、たくさんの夜景に眩暈を覚えるとことか。
何が怖いって、明りのひとつひとつに人生があることが怖いの。
みんな同じように、恋や人生に悩んでるんだって感じてしまう。
眩暈・・・。
世の中は、混沌としているのね、みたいな。)
そんな感じで、リカが人生で一番おいしいと思ったうなぎ屋さんに行く。
ワンコがおいしさに感動してて、リカは満足。
鹿児島から、車飛ばして熊本まで。
「ゲップまでうまーい」と、最低なことを申すワンコに笑う。
ワンコは、いつもリカのお友達を褒めてくれる。
「お前のまわりは、ほんといい友達ばかりだよなぁ」って。
でも、そんなワンコもとびきりな人間なのだ。
恐れ多い。
そして、帰りに元バンドメンバーの、これまた素敵なべーシストを空港で拾って。
また、それぞれの一日に戻っていく。
また会える日まで。。。
リカもとびきり素敵な人間になれますように。
地元に帰ると、同級生と会う機会が増えた。
ここのところ、なんだかみんな落ち着かない。
30歳。
たぶん年齢のせいかもしれない、とか思う。
“何か”をしなきゃとか、“何か”を残さなきゃとか、大切な“何か”を見つけなきゃとか。
そんなことを話す。
こないだも、そんな迷える子羊同士が集合した。
半年ぶりくらいに、エリコとの再会。
高校からの親友で、しょっちゅうは会わないけど、なかよし。
とりあえず、乾杯してからおしゃべり開始。
お互いの半生を振り返り、笑ったり泣いたり。
会ってないあいだに何があったか情報交換をする。
そしてやっぱり話題は、これからどう生きていくか、だ。
エリコは、外国に住んでみたい、と言う。
そして、先月で仕事を辞めて、来月からハワイに行く。
夢に向かって一歩前進。
私も夢を聞かれて、考えてみたけれど。
『誰もがうらやむような、世界一の幸せ者になりたい』
と、堂々と言っていた。
ワインを飲み過ぎたのか。
でもエリコが、「そんなことを口にできるのがリカだよ」、と言ってくれたので。
褒められた気がして、ちょっと好い気になって。
まだ、自分にとって何が幸せなのかもわからないんだけど。
探しているところなのです。
まだ、道の途中です。
そんな私たちは、ワインを水のように飲みながら、
カラオケで朝方まで歌って、酔っ払いのテンションで闊歩して。
予告もなしに、リカの実家に2人で帰る。
そして、メイクも落とさず就寝。
肌細胞がいくつか死んだかもしれん。。。
怖すぎて、ひっ、と息を飲む。
大きすぎて、太刀打ちできない。
家の中じゃなくてよかった

今年は、カメムシが大量発生しているらしく、夜勤をしていると、気付いたら窓にいっぱいいる。
窓の外にいるうちは、安心。
カメムシのお腹を見るはめになるのだけど。
人工的なほどの、黄緑色。
おもちゃみたい。
数日前に、カメムシのボスがいた。
親指大。
ちょっと色褪せていた。
ここ数日の観察を経たリカの見解では、バッタも大量発生していると思うよ。
カメムシに紛れて、結構いるもん。
バッタという名前のカクテルは大好きだけど、昆虫は、無理。
ほんと昆虫無理。