🐘象と鎖🐘



象使いが、象に最初に
仕込むのは、
逃げ出そうと言う
気持ちを
起こさせないことだ。



象がまだ赤ん坊の時、
その足に太い丸太を
鎖で繋いでおく。



そうすると、
逃げようとしても
太い丸太が足かせになり、
逃げられない。




あきらめるように
しておくのだ。




次第に象は
この囚われの状態に
慣れてしまい、
逃げることを諦める
ようになる。



大人になって巨大な体と
強い力の持ち主に
なってからも、



足に鎖を
巻いておきさえすれば
象は決して
逃げ出そうとはしない。




たとえ鎖の先に
小さな小枝が
結んであるだけでも。






この寓話は、若者の自立物語と読める。


自立とは、
他に従属する状態から
離れて独り立ちすること、


他からの支配を
受けずに存在することである。


1人の人間として
プライドを持って生きていく
ための条件になる…



長いので…略



成長することが
喜びであり
ほとんどの人が
成長することを
望んでいる。



しかし人は、
時に成長ではなく
安全かつ安心な
不幸を選ぶことがある。




喜びと悲しみは必ず
セットで、
喜びだけを得るのは
無理であり、




苦しみを避けて喜びは得られないのだ…など、



成長するには 
リスクを取る必要がある。



リスクには
行動に伴うリスクと
行動をしないリスクの
2種類があり、




私たちは、
行動しないリスクから
目を背けがちである
と書かれてあります。





私たちは多かれ少なかれ、
この寓話の象と
同じような経験を
していないだろうか?





若い頃に
やりたいことに
チャレンジしたが
失敗し、それ以降
諦めて、
やっていないのではないか?




この生き方は、
間違っていると
書かれてあります。



若い頃にやってみたら
できなかった。



しかし、それは
時期ではなかった
と言うことにすぎない。




ずっとできないわけでは
ない。もう一度
トライしてみよう。
これが
正しい思考回路である…など。







そして成長したいならば、

苦しみを引き受ける覚悟

リスクを取る勇気が

求められる。

苦しみと行動に伴うリスクを

避ける人は、

安心安全な場所に

留まろうとする人であり

自立、成長、

喜びとは

無縁の人生を

送ることになってしまう。



などと書かれてあります。







こうも書かれています。



他人から見れば
あまりうまく
いかなかった
人生であっても、




自分で敷いた
レールの上を
自分で歩いた人生は
幸福である。




他人の期待する人生ではなく、

自分が望む人生を歩む

ことが1番の幸福の基準だと

私は思う。

と筆者の方は書かれています。



どの箇所を読んでもつくづく納得です。




では、また⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎