はじめまして!


英語のプロ、ココ・ディヴィッドの
英語ブログの英語に関する初めの記事ですが、

日常のシーンの中でも

「はじめまして」のフレーズを使うシーンは

結構多いのではないでしょうか?




「はじめまして」の表現は
英語の教科書などにも最初に出てくる挨拶のひとつなので、

知らない人は少ないと思います。



Nice to meet you.



もしくは


Nice meeting you
.


・・・といわれることが多いです。



イギリスでは


How do you do?



が使われるようですが、

アメリカではこの言葉はほとんど聞きません。

イギリスとアメリカの英語ってかなり違うので面白いですよ!




.1990年代にアメリカで大流行した

"Seinfeld" というテレビのコメディードラマの中で、


友達が連れてきたイギリス人の彼氏を紹介された
クレーマーというとぼけたキャラクターが

その彼氏に

"How do you do?"

と言われた後で

"I do very well!"

と言って、友達のイギリス人の彼氏の手を豪快に取って、
大きな握手をする、笑えるシーンがあります。



もちろん、アメリカ人でも
"How do you do?" という表現を知らない人はほとんどいないので、

"How do you do?" と言われて
クレーマーのようなリアクションをする人は実際にはまずいませんが、

確かに "How do you do?" は
アメリカではまず聞かない初対面同士の挨拶で、

そのクレーマーの言葉といい、リアクションといい、
アメリカ人をうまく表しているなあと思います。ニコニコ



Related image

"Seinfeld" のおとぼけキャラ、クレーマードキドキ




Nice to meet you.


・・・などの初対面の挨拶の言葉は

通常、会ったその場だけでなく、

その日わかれる時にもよく使われます。



Nice meeting you.

It was very nice to meet you.

Pleasure to meet you.



その他、"Nice to meet you" のバリエーションは
数限りなくできますが、

誰かと知り合ったその日の最初と最後には
ナチュラルにそれらの言葉を使えるといいですね。


そして二度目以降は決して使わないように!

すでに会っているのに忘れていると思われます!目




また、これはちょっと余談で、こんがらがるかもしれませんが、


Nice to meet you.

Nice meeting you.



ととてもよく似た言い方で


Nice to see you.

Nice seeing you.



というふうに言われることがよくありますが、


こっちは初めての人ではなくて
すでに会ったことのある人に使います。



特に久し振りに会った人などに対してよく使われますが、

間違えて初めて会った人に対して使うと、

「あれ?この人と会ったことあったかな?」

と思って、相手は混乱します。



"To meet somebody" も "To see somebody" も、

日本語に訳すとどちらも「誰かに会う」という意味なので、
日本人には紛らわしいですが、要注意!チョキ




・・・というわけで、ニューヨークより、


Nice meeting you! Everybody!!! ラブラブ




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