昨日は隣駅の隣の市の図書館に本を返しにいったあと、巨大本屋に寄りました。そこで「話題の本棚」にたくさん並んでいた下の本をなにげなく手にとって、買いました。
パラパラみると漫画だし、事務の苦手な私でも事務ができるようになるかも、というわけのわからない期待をもって買ったのですが、そんな生易しい本ではなく、本当に「生きのびる」ために必要な著者の考え方が、漫画で表現していました。
昨晩は暑くて寝苦しかったのもあり、一気に読み終えました。特にびっくりしたのがあとがきに書いてある、「いのっちの電話」というもの。
著者の方が個人的なスマホの電話番号を公開されていて、「死にたい」という人の声を寝ているとき以外は受け止めて、この本の内容を無償でお話しているそうです。しかも、ご本人も躁うつ病をわずらっているにもかかわらず、です。
こんなすごい人がいるんだ、という目が覚めるような思いがしました。
そして、この「いのっちの電話」をはじめてから、年収が前年を下回ることはないそうです。なんでも1,000万円を超え、それから落ちないというのですから、「情けはひとのためならず」を地でいっています。
年齢的には年下ですが、人間的に「先輩」と呼ばせていただきたい、すごい人です。