第九について
今まで、あまり第九について知らなかったのですが、練習していく内にわかったことを少し書いてみます。よろしかったら、電車の中ででもお読み頂けたら、よりお楽しみ頂けるかと思います。
私は、こんなことを知りながら第九を歌って、ベートーヴェンがより好きになりました。
→
◎ベートーヴェンは、生涯独身でしたし、弟ともいい関係ではなかったそうですが、この曲で一番言いたかったことは、
「人類皆兄弟になる!」
ということのようです。
◎シラーの詞に曲をつけていますが、一番最初のバリトン・ソロの短い2行分の詩はベートーヴェン自身が作ったもので、
「おお、友よ! このような調べではない!
そんな調べより、もっと心地よく歌い始めよう、喜びに満ちて 」
合唱は、ベートーヴェン自作のそんな言葉から始まります。
今まで自分が作ったような音楽ではなく、もっと喜びに満ちて、心地よく歌おうと言っているのだそうです。
◎そして、合唱の後のオーケストラだけの後に歌う「晴れたる青空 ....」で知られてる有名なメロディ部分の詩は、
「歓喜よ、美しき神々の煌めきよ、楽園から来た娘よ、我等は炎のような情熱に酔って
天空の彼方、貴方の聖地に踏み入る!」という意味のことを歌っています。
◎大きな音で歌われるのは、大事な言葉。
「フロイデ → 歓喜よ!」
「アッレ メンシェン → すべての人々よ!」
「ブリューダー → 兄弟」....
→「すべての人々は兄弟になる」
◎小さい音で歌うところは、
「ウーベルン シュテルネンツェルト........ → 「あのね、星空の上に創造主が住んでるに違いないよ。」ってそーっと言っています。
私が歌いながら感動する部分です。
◆第九の歌詞の訳。
おお、友よ! このような調べではない!
そんな調べより、もっと心地よく歌い始めよう、喜びに満ちて。
歓喜よ、美しき神々の煌めきよ、
エリジウム(楽園)から来た娘よ、
我等は炎のような情熱に酔って
天空の彼方、貴方の聖地に踏み入る!
一人の友人を得るという
大きな賭けに成功した者よ、一人の優しい妻を努めて得た者よ、
その歓びの声を一つに混ぜよ!
そう、この地球上でただ1人の(一つの心と呼ばれる)者も!
そして、それが出来なかった者は、この集まりから涙を流してひっそり
長崎綾子

私は、こんなことを知りながら第九を歌って、ベートーヴェンがより好きになりました。
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◎ベートーヴェンは、生涯独身でしたし、弟ともいい関係ではなかったそうですが、この曲で一番言いたかったことは、
「人類皆兄弟になる!」
ということのようです。
◎シラーの詞に曲をつけていますが、一番最初のバリトン・ソロの短い2行分の詩はベートーヴェン自身が作ったもので、
「おお、友よ! このような調べではない!
そんな調べより、もっと心地よく歌い始めよう、喜びに満ちて 」
合唱は、ベートーヴェン自作のそんな言葉から始まります。
今まで自分が作ったような音楽ではなく、もっと喜びに満ちて、心地よく歌おうと言っているのだそうです。
◎そして、合唱の後のオーケストラだけの後に歌う「晴れたる青空 ....」で知られてる有名なメロディ部分の詩は、
「歓喜よ、美しき神々の煌めきよ、楽園から来た娘よ、我等は炎のような情熱に酔って
天空の彼方、貴方の聖地に踏み入る!」という意味のことを歌っています。
◎大きな音で歌われるのは、大事な言葉。
「フロイデ → 歓喜よ!」
「アッレ メンシェン → すべての人々よ!」
「ブリューダー → 兄弟」....
→「すべての人々は兄弟になる」
◎小さい音で歌うところは、
「ウーベルン シュテルネンツェルト........ → 「あのね、星空の上に創造主が住んでるに違いないよ。」ってそーっと言っています。
私が歌いながら感動する部分です。
◆第九の歌詞の訳。
おお、友よ! このような調べではない!
そんな調べより、もっと心地よく歌い始めよう、喜びに満ちて。
歓喜よ、美しき神々の煌めきよ、
エリジウム(楽園)から来た娘よ、
我等は炎のような情熱に酔って
天空の彼方、貴方の聖地に踏み入る!
一人の友人を得るという
大きな賭けに成功した者よ、一人の優しい妻を努めて得た者よ、
その歓びの声を一つに混ぜよ!
そう、この地球上でただ1人の(一つの心と呼ばれる)者も!
そして、それが出来なかった者は、この集まりから涙を流してひっそり
長崎綾子

